こんにちは〜。Satoko です。
11月の三連休に志賀高原をドライブ中、とっても素敵な場所を見つけてしまいました。
その場所は、木戸池と田ノ原湿原。
紅葉を楽しみながらドライブしていたので、最初は田ノ原湿原の横を素通りしたのですが、あまりにきれいな場所なので、急遽Uターン。
ハイキングをしてみることにしました。
志賀高原の紅葉は例年9月の下旬から始まりますが、今年は週末に雨や台風が重なり、なかなかお出かけすることもできませんでした。
11月の三連休にようやく紅葉狩りに行く機会に恵まれました。
’紅葉のピークは既に過ぎ去っていましたが、木戸池&田ノ原湿原を巡るハイキングがとても良かったので、お伝えします。
志賀高原に行かれる方はぜひ参考にしてくださいね!
目次
志賀高原ってどんなところ?
上信越高原国立公園の中心に位置する志賀高原。原生林や多くの湖沼に恵まれていて、ユネスコ(国際教育科学文化機構)による「志賀高原ユネスコエコパーク」の認定を受けています。
5月の下旬からグリーンシーズンが始まり、公園内の遊歩道や登山道で散策から登山まで、体力や季節に応じた楽しみ方ができます。
11月中旬から5月上旬にかけてはウインターシーズンとなり、志賀高原ではスキーも楽しめます。
初級から上級までレベルに合わせたゲレンデを選ぶことができる日本屈指のスキースポット。
一年を通して自然の中で楽しめる高原のリゾート地です。
自然探勝コースがおすすめ!
木戸池&田ノ原湿原をハイキングするには、自然探勝コースがおすすめです。
自然探勝コースは全長4.1km。
標高差約160m。
所要時間約2時間。
写真撮影に人気スポットの木戸池、湿原の景色が美しい田ノ原湿原など、見どころが随所にあります。
志賀高原観光協会公式サイト:自然探勝コース
木戸池温泉ホテルの駐車場(木戸池)
↓ 徒歩約20分
田ノ原湿原
↓徒歩約25分
三角池
↓徒歩約20分
信州大学自然教育園(長池)
↓徒歩約5分
下の小池
↓徒歩約15分
ワタスゲ平
↓徒歩約10分
蓮池
今回のハイキングでは、
- 木戸池温泉ホテルの駐車場から出発
- 木戸池
- 田ノ原湿原
- 三角池
で折り返しました。
距離にして約4km。
所要時間は途中休憩を入れて約2時間でした。
ここからは、実際のハイキングの様子をお伝えします。
木戸池温泉ホテルの駐車場をスタート
国道292号線沿いにある、木戸池温泉ホテル敷地内の駐車場に車をとめてハイキングはスタートです。
紅葉撮影スポットにおすすめの木戸池
木戸池温泉温泉ホテル入り口の真正面に木戸池があります。
11月上旬の三連休の午前11時頃でしたが、人影もまばらです。
私たち夫婦とバイクで訪れていた男性ライダーが一人だけ。
とても静かに過ごせる湖畔です。
木戸池
標高1620m、深さ6m、透明度4m、PH6.5の貧栄養型湖沼で酸性度が低いため、フナ・ワカサギ・ニジマス等が方養されています。大沼池・蓮池付近の湿地帯・三角池・田ノ原・平床原付近と共に旧志賀湖の名残とされています。
環境庁・長野県
紅葉は、ほぼ終わっていますが、木戸池周辺の木々の隙間から澄んだ青空が見えます。
青い空と白い樹皮の林の中の小道は、最高に気持ちがいいです。
静かなハイキングができる田ノ原湿原
木戸池から歩くことおよそ20分。
眼下に面積約3ヘクタールの田ノ原湿原が広がっています。
こんなに広い田ノ原湿原にハイキングをしているのは、秋の三連休に、たったの4人!
綺麗に整備された木道の上をのんびりと歩けますよ。
ところで、田ノ原湿原って何?
そう思いますよね。
コースの途中に田ノ原湿原の説明がありましたよ。
田ノ原湿原
この湿原は、標高1610〜1620メートルに広がる高層湿原である。
太古の昔、志賀山の噴火によって流れた溶岩が角間川をせき止めて湖をつくった。
この湖に生えたミズゴケが腐らず、数メートルの暑さに積み重なってきている。
夏になると、湿原に適応した小さな植物であるヒメシャクナゲ・ツルコケモモ・イワショウブ・コバキボウシなどが花を咲かせ、食虫植物であるモウセンゴケも見られる。
水路にはミズバショウやヒオウギアヤメなどの大型植物が繁り、クロサンショウウオやオオジロトンボが生息する。
江戸時代に松代藩士・佐久間象山が開田研究をしたことにちなんでその名がある。
山ノ内町教育委員会
一般財団法人 和合会
佐久間象山とは、江戸時代後期の洋学の第一人者で、横浜開港を徳川幕府に主張して横浜港が開港されたと言われています。
徳川幕府が倒され、明治時代が始まるきっかけを作った長野県出身の有名な歴史上の人物なんですね。
そんな歴史も学びながら、木道の途中に休憩用のベンチがありました。
黄金色に染まった田ノ原湿原を独り占め。
帰りたくな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!
気分になってしまいます。
三角形の形をした三角池
田ノ原湿原を離れ、少し山を登ります。
木々に囲まれて幸せ。。。。。。。
言葉もありません。
道路を渡ったところに三角形の形をした三角池(みすみいけ)があります。
三角池
標高1630m。深さ8.5m、透明度7m、PH4.4の腐植栄養型湖沼で酸性度が高いため水中生物は少ない。
周囲は亜高山帯に属する樹林に被われ、池畔は浅根性で日当りを好むクロベ・アズマシャクナゲの群落が繁茂しています。
環境庁・長野県
三角形の池だね〜。
見ての通りの池でした笑。
蓮池まで行くことも考えましたが、やめました。
木戸池、田ノ原湿原、三角池のハイキングで十分秋を満喫できましたよ!
まとめ
いかがでしたか?
『木戸池・田ノ原湿原をハイキング!11月三連休の紅葉狩りおすすめ』をお伝えしました。
ハイキングを終えて午後1時頃木戸池温泉ホテルの駐車場に戻ったのですが、木戸池周辺に多くのカメラマンが紅葉の写真を撮りに集まっていました。
木戸池から20分ほど離れた田ノ原湿原は人も少ないので、静かに紅葉を楽しみながらハイキングしたい方に最適です。
木戸池温泉ホテルはバス停があり、志賀高原をハイキングしたい方には大変便利。
朝霧に包まれた木戸池や田ノ原湿原もぜひ見てみたいですよね。
源泉掛け流しのお風呂も楽しめますよ♫。
ぜひ参考にご覧くださいね。