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【北野天満宮・御手洗川足つけ燈明神事】涼しく京の七夕体験!

御手洗川足つけ燈明神事アイキャッチ画像

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天の川を隔てた彦星と織姫が一年に一度、7月7日の夕べに出会うという「七夕伝説」。

8月に京都観光をされるなら、現代版の”京の七夕”を体験してみませんか?

特に、北野天満宮の七夕祭で行われている『御手洗(みたらし)川足つけ燈明神事』は、ひんやりとした川の中を歩いて、ろうそくに火を灯す神事が体験ができるだけでなく、川の水に浸して占いをするちょっと変わった水みくじもあります。

日没後はライトアップされた境内一帯の幻想的な雰囲気も楽しめ、暑い夏の京都でゆっくり涼しく観光したい人におすすめです。

ぜひ参考にしてくださいね。

京の七夕とは?

”京の七夕”は「一年に一度、願いごとをする」という七夕の節句の意義やいわれを見つめ直し、京都の伝統産業や和装の振興も含めた現代版・七夕まつりとして2010年から開催されています。

期間中、寺院や神社、笹飾りをライトアップしたり、京都の伝統技術を用いて作られた風鈴灯などが飾られ、暑い夏の京都観光を涼しく楽しめるような工夫が随所にされているイベントです。

”京の七夕”は旧暦に合わせ、京都市内の5つのエリア、全7ヶ所で開催されています(2018年は8月1日〜16日、日程は会場によって変わります)。

  • 堀川エリア(堀川遊歩道・二条城)
  • 鴨川エリア(鴨川河川敷・鴨川納涼)
  • 梅小路エリア
  • 北野紙屋川エリア
  • 岡崎エリア

会場限定で「京の七夕 絵はがき短冊」が一枚100円で販売され「願い」を会場の笹に飾りつけることができます。

全国からウェブ、ハガキ、封書でも募集して、寄せられた「願い」は京都五山の送り火や清水寺などでお焚き上げ、天に届けられるようされているところが、さすが京都の七夕です。

天のエネルギーが満ちる北野天満宮

北野天満宮写真

さて、実際に北野紙屋川エリアで七夕祭が開催されているというので、会場のひとつである北野天満宮に行ってみました。

菅原道真をお祀りした全国約1万2000社の天満宮、天神社の総本社が「北野天満宮」です。

京都市上京区に位置し、[keikou]地元の人に親しまれ「北野さん」「北野の天神さん」とも呼ばれています。[/keikou]

かつて帝の住む大極殿は今の京都御所より西にあり、北野の地は京都の守護を司る北西「乾」の地として大変重要な場所であったそうで、北野天満宮の公式サイトでは次のように説明しています。

この神社に向けて帝が大極殿から祈りを捧げられるとき、北野の上空には北極星が輝き、日・月・星の運行が天皇・国家・国民の平和と安寧にかかわるとする「三辰信仰」と結びついて、北野は「天のエネルギーが満ちる聖地」として篤く信仰されるようになりました。そして道真公がおまつりされると霊験はさらに増し、北野天満宮は天空をつかさどる「天神」の社となって「天神信仰」発祥の地と呼ばれるようになったのです。

 引用:北野天満宮の公式サイト

なんと北野天満宮は天空のパワースポット!

北野天満宮七夕写真

北野天満宮では、北野七夕祭の期間中(平成30年8月4日(土)〜16日(木))、境内に笹飾りが飾られ夜間特別ライトアップも行われます。

笹飾りが闇に浮かび一層引き立ちます。

七夕の笹飾り写真

近所の幼稚園や保育園の子どもたちの願いごとにクスッと笑わされ、参拝に訪れた人たちの願いに共感したり…

北野天満宮と笹飾りのライトアップはこの時期にしかみられないものです。

ぜひ、足を運んでみてくださいね。

御手洗川足つけ燈明神事を体験してみました!

御手洗川足つけの写真

『御手洗川足つけ燈明神事』は、境内の御手洗川の清らかな水で邪気を払い身を清めるための神事です。

五色の御手洗ろうそくにはそれぞれ意味があり、そのろうそくを持って川を歩き、御本殿に献灯します。

五色のろうそくは、

  • 紫…身体安全、健康回復、病気平穏、延命長寿
  • 白…開運招福、心願成就、就職成就、趣味達成
  • 緑…芸道上達、スポーツ向上、成績向上、目的達成、業務成就
  • 赤…良縁成就、縁結び、子宝成就、家内円満
  • 黄…金運向上、商売繁盛、福徳招来、職務繁栄

を意味します。

ろうそくの写真

私は家族の健康を願って、受付で紫のろうそくを選び、最終受付間際の午後8時頃、神事に参加しました。

受付後靴を脱ぎ、裸足で御手洗川に入ります。

靴下を履いてはいけません。

川の水はヒンヤリとして京都の蒸し暑さを忘れさせてくれます。

川の深さは、身長157cmの私のちょうどひざ下くらい。

参加したい人は濡れないように膝上まであげられる服装をすることをおすすめします。

御手洗川の随所にろうそくが灯されているので、そこから受付で選んだろうそくに火を灯します。

御手洗川足つけ夜の写真

この神事は午前9時から行われていますが、ろうそくの灯りを楽しむなら、断然日没後がおすすめ。

水みくじ写真

『御手洗川足つけ燈明神事』の受付で水みくじも購入すれば、川から上がる直前におみくじを水に浸した占いも楽しめます。

川から上がって、御本殿に献灯してお祈りし、神事は終了します。

途中ろうそくの火が消えても、再度火を灯す燈明舎が設置されているので心配の必要はありません。

北野天満宮は学問の神様としても有名なので、学齢期のお子さんをもつご家族がたくさん訪れていました。

京都でゆっくり涼しく観光したい人におすすめの『御手洗川足つけ燈明神事』です。

『御手洗川足つけ燈明神事』ご案内

場所:北野天満宮

日程:平成30年8月4日(土)〜16日(木)

期間中は9:00〜20:00

初穂料は御手洗ろうそくつきで300円。

まとめ

いかがでしたか。北野天満宮の『御手洗川足つけ燈明神事』に参加してみたくなりましたか?

北野天満宮の『御手洗川足つけ燈明神事』は、

  • 邪気を払い身を清められる
  • ひんやりとした川の中を歩ける
  • ろうそくに火を灯し願いごとができる
  • 水みくじがある
  • 夜間は幻想的な景色を楽しめる

というポイントがあります。

夏の暑い京都を涼しく観光するために、京の七夕のイベントはおすすめです。

夏の京都観光の際は、北野天満宮の『御手洗川足つけ燈明神事』をぜひ体験してみてくださいね。

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