日本人にとって一生に一度は行きたい代表的な観光地といえば『京都』。
でも、大人になったら、学生時代の修学旅行とは一味違う旅を楽しみたいですよね。
そこで、今回は京都のカフェ『サラサ西陣』に小学生の娘と行ってみました。
カフェと一緒に、近所で銭湯も楽しめるちょっとした穴場です。
- 京都らしい古風なカフェを探している人
- 京都の古い街並みに興味のある人
- 銭湯好きな人
上記の人たちはぜひ、参考にしてくださいね。
さらさ西陣とは
「さらさ」の名前の由来は、インドから各地へ広まった染織生地「更紗=さらさ」からきています。
さらさは京都市内に6店舗を構えるご飯と焼菓子と自家焙煎珈琲のあるお店で、1984年にもの好きな若者たちがガラクタを持ち寄ったのがお店の始まりです。
さらさ西陣は、銭湯だった!
この堂々とした建物を見てください!
カフェ『さらさ西陣』は、平成11年に廃業になった藤森湯という銭湯をリノベーションして作られました。
『さらさ西陣』から西へ、鞍馬口通りを5分ほど歩いた場所にある船岡温泉の創業者大野松之助さんが、昭和5年に建築しました。
『さらさ西陣』には、銭湯の名残りを思わせるものがところどころにあります。
男湯と女湯を隔てる壁
『ゆ』の文字の入った暖簾
豊富に使われているマジョリカタイル
店内はほんのり明るく、元銭湯だったので、空間もゆったり。
落ち着いた雰囲気の中、私と娘はテーブル席で、さらさ珈琲(500円)とミントスカッシュ(550円)を注文しました。
さらさ珈琲
ミントスカッシュ
店内は、静かに読書を楽しむ人、会話を楽しむカップル、食事を楽しむ仲間連れが想い想いの時間を過ごしていました。
毎月、第3月曜日は、アコースティック・トリオ「ザッハトルテ」による生演奏があり、常連さんから観光客の人まで沢山の人が集まるそうです。
これは、ぜひ行ってみたいですよね。
元銭湯だったので、音響も期待できそうです。
レトロな雰囲気の中で、食事や飲み物が楽しめ、さらにフォトジェニックな『さらさ西陣』はおすすめです。
船岡温泉とセットで楽しむ
船岡温泉とさらさ西陣はお互い徒歩5分の距離。
船岡温泉は日本を代表する有名な銭湯で、その建物は文化庁登録有形文化財に指定されているほど見応えがあります。
特に船岡温泉は、日曜日は朝8時から営業しているので、
- 朝、船岡温泉→昼、さらさ西陣でランチ
- 昼、さらさ西陣でランチ→ランチ後、船岡温泉
- 日中、京都観光→さらさ西陣で夕食→船岡温泉
と、こんな感じで楽しめます。
なので、せっかく『さらさ西陣』に行くなら、船岡温泉とセットにするのがおすすめです。
船岡温泉については、夏の京都観光は暑い!子供とのんびりできる銭湯がおすすめ の記事で詳しく紹介しています。
ぜひ、参考にしてくださいね。
さらさ西陣の店舗情報
営業時間:12:00〜23:00(ラストオーダーは22:00)
昼ごはん:12:00〜15:00
遅ごはん:15:00〜18:00
夜ごはん:18:00〜22:00
定休日:最終水曜日定休
まとめ
いかがでしたか?
京都のカフェ『さらさ西陣』に興味を持っていただけたでしょうか?
廃業した銭湯の内装を活かしつつ、見事にリノベーションしてカフェになった『さらさ西陣』。
懐かしい感じがするホッとするカフェです。
京都にお出かけの際は、ぜひ『さらさ西陣』へ行かれてみてはいかが。
船岡温泉とセットにすれば、2倍楽しめますよ。