この記事では、埼玉県行田市にある「古代蓮の里」の田んぼアートの紹介と「古代蓮の里」でおすすめのこと3選について紹介します。
「田んぼアート」「行田」「古代蓮の里」と聞いて、初めての方は「どこにあるの?」と疑問に思うかもしれません。
でも、実際に行ってみると「田んぼアート」「行田」「古代蓮の里」がとても魅力的なのが分かります!
練馬インターから車で1時間ですので、興味のある方はぜひお出かけしてみて下さいね。
それでは早速、行田の田んぼアートと古代蓮の里について紹介しましょう!
目次
田んぼアートって何?
まず、田んぼアートがわからない方のために簡単に説明します。
田んぼアートは田んぼをキャンバスに見立て、色の異なる稲を使って、巨大な絵や文字を作り出すプロジェクト、またはその作品。
1993年(平成5年)に青森県南津軽君田舎館村で村おこし(地域活性化事業の1つ)として田舎館村の村役場の裏手にある田んぼで田んぼアートが開始された。
2010年以降になるとこれが日本全国に広まり、全国田んぼアートサミットも開催されている。
出典:ウィキペディア 田んぼアート(Wikipedia)
簡単に言えば、田んぼに作り上げた芸術作品のこと。
埼玉の行田に、世界最大級の田んぼアートがあると分かり、早速行ってみました。
世界最大級の田んぼアートがある行田市「古代蓮の里」
世界最大級の田んぼアートが鑑賞できる行田市「古代蓮の里」。
周りをぐるりと田んぼに囲まれたのどかな場所にあります。
「古代蓮の里」には、約12万株・40種類の蓮が生育して、毎年6月中旬〜8月上旬に開花し、その姿を一目見ようと、多くの観光客が訪れます。
蓮の花以外にも、桜、野鳥、草花、遊具など。
大人から子どもまで楽しめる公園です。
でも、どこに田んぼアートがあるのか地上からは分かりません。
駐車場に車を停め、まずは、係の人の案内に従って展望室へ行ってみることにしました。
田んぼアートは、古代蓮の里にある古代蓮会館展望室から見学!
行田の田んぼアートは、古代蓮会館の展望室(地上50m)から見学できます。
展望室に上がるエレベーターの待ち時間が「30分」と掲示されていましたが、実際の待ち時間は10分程度。
エアコンが効いて、待ち時間も苦になりません。
展望室の眼下には、葉が茂った蓮園が見えますよ。
田んぼアートのデザインは?
田んぼアートのデザインは毎年変わります。
令和3年度の行田の田んぼアートのテーマは『田んぼに甦るジャポニズム〜浮世絵と歌舞伎』。
約28,000m2 (2.8ha)の大きさで世界最大の田んぼアートです。
写真中央の富士山が描かれている左側の道路から右側の道路までが約50m。
浮世絵と歌舞伎のアート全て含めると、横幅だけでも150mはあります。
迫力があります!
行田の田んぼアートは、平成27年9月「最大の田んぼアート 記録27,195m2」とギネスの世界記録に認定されたこともあります。
まさにギネス級の田んぼアートなんですよ。
毎年、ボランティアや田植えの経験者が集まり、2日ががりで田植えが行われ、令和3年の参加者は約570名。
多くのボランティアに支えられて完成した田んぼアートです。
田んぼの見頃は7月中旬〜10月中旬。
おすすめは7月中旬〜8月下旬で、色彩がはっきりと浮かび上がり、鑑賞におすすめの時期です。
古代蓮の里でおすすめの3選
田んぼアート観賞後、古代蓮の里でおすすめしたい3つのことを紹介します。
世界の蓮が約40種類も鑑賞できる!
世界の蓮がなんと約40種類も鑑賞できます。
- 行田蓮
- 真如蓮
- 西光寺白蓮
- 白万々
- 酔妃蓮
- 毎葉蓮
- 瑞光蓮
- 碧台蓮
- 一天四海
- 原始蓮
- 姫蓮
- 即非蓮
- 誠蓮
- 天上蓮
- 漁山紅蓮
- 王子蓮
- 舞妃蓮
- 明光蓮
- 大賀蓮
- インド蓮
- 中国古代蓮
- 巨椋の白鳥
- 錦蘂蓮
- 輪王蓮
- 西湖蓮
- 嘉祥蓮
- 韓国景福宮蓮
- アメリカ黄蓮
- アメリカ白蓮
- 緑地美人
- 桜蓮
- 漢蓮
- 剣舞蓮
- 紅万々
- 小舞妃蓮
- ヴァージニア蓮
- カスピカム
- 大洒錦
- 青菱紅蓮
- ミセス・スローカム
- 千弁蓮
- 甲斐姫
6月中旬から8月の上旬にかけて、園内の蓮池で見事な花を咲かせます。
蓮の花の命は、たったの4日間。
短いです。
開花の初日は午前6時位から咲きはじめ、8時頃にはつぼんでしまい、2日目、3日目の午前7時〜9時頃に満開になり、昼頃にはつぼみの状態に戻ります。
4日目の8時頃から散りはじめ、お昼には全て散ってしまうほど、蓮の命は、短いのです。
古代蓮会館の展示室は見応えあり!
行田の自然や鳥、小動物、昆虫などの展示が楽しみながら学習できます。
展示している生き物の鳴き声がわかるのも◎。
また、古代蓮に関する展示も充実しています。
蓮の観察コーナーや古代蓮のレプリカの展示、古代蓮の里の四季を映し出した大画面映像も見応えあり、おすすめです。
行田のB級グルメが味わえる!
古代蓮の里の売店で行田のB級グルメが味わえます。
ゼリーフライって何だか知ってますか?
『揚げ物の中に、プルンとしたフルーツゼリー』を想像したら大間違い!
おからに、じゃがいも、ねぎ、にんじんを混ぜ合わせて、小判型にして揚げたものが「ゼリーフライ」です。
形が崩れているのは、お腹がすいて、思わず食べてしまったから。
銭の形が名前の由来と言われているんですよ。
古代蓮の里にお出かけしたら、行田のB級グルメを味わってみてはいかが。おすすめですよ。
まとめ
この記事では、埼玉県行田市にある「古代蓮の里」の田んぼアートの紹介と「古代蓮の里」でおすすめの3選について紹介しました。
日本の田園風景を彩る行田の田んぼアートを鑑賞に、ぜひ古代蓮の里に行ってみて下さい。
歌舞伎と浮世絵の田んぼアートに思わず引き込まれてしまいます。
蓮の鑑賞も同時に楽しめて、おすすめですよ!