長野

観光列車「リゾートビューふるさと」に家族旅行で乗車してみた感想

リゾートビューふるさとのアイキャッチ画像

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この記事では、観光列車「リゾートビューふるさと」に家族で乗車してみた感想についてまとめたいと思います。

旅行の移動に車を使うことが多い我が家。

たまには列車で旅行しようと「リゾートビューふるさと」に乗車し、篠ノ井駅から白馬駅まで乗車してみました。

どこまでも続く田園風景や清らかな川の流れ。

北アルプスの山並みや静かな森の中にある湖など。

車窓の景色が素晴らしく、観光もできるのでおすすめです。

  • 日本の原風景が好きな方
  • 北アルプスの景色を堪能したい方
  • 時間を忘れてのんびりとしたい方

は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

「リゾートビューふるさと」って何?

リゾートビューふるさとの写真

「リゾートビューふるさと」は、長野駅から南小谷駅までJR東日本が運行している特別使用の観光列車です。

長野県のPRキャラクター「アルクマ」が描かれた2両編成で、長野駅〜松本駅間の篠ノ井線と松本駅〜南小谷駅間の大糸線を約4時間かけて走行します。

停車駅は、長野駅ー篠ノ井駅ー姨捨駅ー松本駅ー穂高駅ー信濃松川ー信濃大町駅ー白馬駅ー南小谷駅です。

途中、駅で10分〜30分ほど停車し、駅構内や周辺を散策でき、信州の美しい里山の風景や美しい北アルプスを眺めながら、のんびりとした列車の旅が体験できます。

「リゾートビューふるさと」の車内の様子は?

リゾートビューふるさとの車内の写真

リゾートビューふるさと」は、全席指定(禁煙)です。

乗車券の他に指定券が必要です。

指定席の料金は、大人530円、子供260円。

2両編成の車内は、1号車と2号車合わせて78席で、大変こじんまりとしています。

リゾートビューふるさとの座席の写真

座席は、回転リクライニングシートでゆったり。

足元も広々です。

車内モニターの写真

車内のモニターで、前方の風景も楽しめます。

展望室の写真

1号車と2号車の運転席の後ろにあるのが、展望室。

大きな窓と並行して座席が設置してあります。

自由に座れる展望シートがあり、車窓を眺めながら写真を撮ったり、おしゃべりをしたり。

リゾートアテンダントさんがいるので、沿線の案内や記念撮影などのお手伝いをしてくれます。

車内で飲み物やおつまみ、お菓子はリゾートアテンダントさんを通して購入できますが、お弁当の販売はありません。

「リゾートビューふるさと」で楽しかった8つのこと

「リゾートビューふるさと」は乗車して移動するだけの列車ではありません。

なんと列車から下車して駅周辺を観光できます。

ここでは「リゾートビューふるさと」で楽しかった8つのことを紹介します!

姨捨駅から善光寺平の絶景を一望!

姨捨駅から善光寺平を眺める写真

姨捨駅から善光寺平の絶景を眺める往路では、日本三大車窓のひとつと言われている姨捨の棚田と善光寺平の絶景を列車から降りて写真撮影できます。

往路は約15分停車します。

姨捨駅で記念切符を購入!

姨捨駅記念切符の写真

絶景を眺めたら、姨捨駅の窓口で販売している「姨捨駅来駅記念券」200円、を旅の記念に一枚購入。

駅員さんが切符に記念の日付を入れてくれます。

全国でも珍しいスイッチバック体験!

姨捨駅の標識の写真

スイッチバックとは、急勾配を登坂するためにとられた運転形式です。

SLが走っていた頃は、急勾配に列車が停まると発車が困難になるため、発車しやすいように平坦な場所に駅が造られました。

駅の標識もZ型になっていますよね。

姨捨駅では、乗車しながらスイッチバックが実際に行われるのを体験できます。

松本駅で駅弁購入!

松本駅には、約15分停車。

ランチ用に駅弁を買う時間もあります。

大糸線物語駅弁の写真

数ある駅弁から選んだのは「大糸線物語(税込1200円)」。

大糸線物語の駅弁の中身

大糸線沿線の食材を使った駅弁に気分もあがります♪

安曇野物語ビールの写真

缶ビールは安曇野浪漫。

美しい景色、ヘルシーな駅弁、地域限定のビールにかんぱ〜い!

穂高駅から穂高神社へ参拝!

穂高神社の写真

往路では、穂高駅の停車時間(約30分)を利用して穂高神社へ参拝できます。

穂高神社は長野県安曇野市に位置し、穂高駅弁からは徒歩5分。

日本アルプスの総鎮守とも言われている神社です。

稲穂色の境内が大変美しいです。

交通安全の守護神としてのご利益があります。

ステンレスの道祖神の写真

日本一大きいステンレスの道祖神も見どころ。

信濃大町で記念撮影!

写交場の写真

駅のホームに記念撮影のポイント「写交場」があり、北アルプスや黒部ダムなどを背景に記念撮影ができます。

土日は車内イベントあり!

民話の語り部の写真

地元の方たちによる民話の語りや郷土芸能などのイベントが開催されます(土日限定)。

我が家が乗車したときには、安曇野地方に伝わる民話の語りが展望室で開催されました。

北アルプスの山並みを眺めながら聴く民話は、まさに日本昔ばなしです。

山、湖、森、信州の美しい景色に癒される!

リゾートビューふるさとの車窓の写真

山、湖、森、信州の美しい風景に出会えます。

信濃大町から白馬駅に向かう途中「リゾートビューふるさと」は森を抜け、トンネルを潜り、木崎湖、中綱湖、青木湖に沿って走ります。

仁科三湖に別れを告げ、我が家の目的地、白馬駅に到着。

白馬の次は、終点の南小谷駅です。

「リゾートビューふるさと」の座席はどこがおすすめ?

長野駅を出発し、姨捨駅周辺の日本三大車窓を楽しむなら、

進行方向の左側

がおすすめです。

ただし、「リゾートビューふるさと」は、松本駅で列車の進行方向が変わります。

松本駅で座席を回転させ、向きを変えます。

北アルプスの山並みを堪能したい方は、

  • 松本駅から乗車する場合は、進行方向の左側
  • 長野駅方面から乗車する場合は、進行方向の右側

がおすすめです。

我が家は、北アルプスの眺望を楽しみたくて、篠ノ井駅から乗車し左側の席を選びました。

しかし、松本駅で列車の進行方向が変わることを知らなかったので、通路の反対側から安曇野の田園風景や北アルプスの山並みを眺めていました。

窓が大きいので、どこに座っても景色を堪能できますが、こだわりのある方は座席を指定するときに注意してくださいね。

まとめ 「リゾートビューふるさと」に家族で乗車してみた感想

「リゾートビューふるさと」に乗車してみましたが、

  • 車窓の眺めが良い
  • 座席がゆったりして快適
  • 移動しながら観光ができるので、退屈しない
  • 車の運転から解放されてのんびりできる

と、家族の評判も大変良かったです。

実は、復路も「リゾートビューふるさと」に乗車しましたが、白馬駅発車からわずか10分の神城駅で、落雷による信号故障のアクシデントが発生。

神城駅から臨時バスで信濃大町へ移動し、そこから普通列車で松本駅〜篠ノ井駅を移動することになりました。

予定の時間を2時間オーバーしての帰宅でしたが、アクシデントも旅の良き思い出になりましたよ。

列車の旅って、ものすごく贅沢な時間の使い方だな〜と感じた「リゾートビューふるさと」の乗車体験談でした!

「リゾートビューふるさと」の運航日・チケットの購入・最新情報は、リゾートビューふるさと公式サイトを参考にしてくださいね。

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