この記事では、女の一人旅で訪れた丸亀の観光モデルコースについて紹介します。
実は私、丸亀に一泊宿泊して翌朝、瀬戸内海に浮かぶ塩飽諸島の本島でサイクリングをする予定でした。
しかし、当日はあいにくの雨!
予報では風も強くなると言っていたので、サイクリングは仕方なく中止にしました。
それで、雨の丸亀です。
旅行に行く前に天気があまり良くないことがわかっていたので、雨のときのことも少し考えていたんですよね。
この記事では、雨でも楽しめる丸亀の観光モデルコースを紹介します。
もちろん、雨が降っていなくても楽しめますので、よろしければ参考にして下さい。
目次
丸亀観光モデルコース
私が丸亀に一泊滞在した雨の日の観光モデルコースは以下の通りです。
- 午前 丸亀城観光
- 移動 JR丸亀駅〜ことでん仏生山駅
- 午後 仏生山温泉(高松市)
仏生山温泉は丸亀から電車に乗って約1時間ちょっと。
丸亀市内の観光ではありませんが、雨の日の鉄道の旅もいいなと思って選びました。
ここから観光モデルコースの中身を紹介しますね。
丸亀城観光
丸亀観光の行き先に迷ったら丸亀城がおすすめです。
まず丸亀城について、わからない方のために簡単に紹介しますね。
標高66mの亀山に築かれた平山城。
別名亀山城とも呼ばれています。
本丸・二の丸・三の丸・帯曲輪・山下曲輪があり、東西約540m・南北約460mの内堀内204,756㎡が史跡範囲です。
「石の城」と形容されるその名のとおり、丸亀城は石垣の名城として全国的に有名です。
出典 丸亀城パンフレット( 丸亀市産業観光課)
丸亀城天守は3層3階、日本一小さな現存木造天守で国の重要文化財に指定されている貴重なお城なのです。
これは観光する価値がありますよね。
丸亀城観光はスタンプラリーが◎
一人旅で丸亀城を観光するならスタンプラリーがおすすめです。
丸亀城のスタンプラリーとは…
丸亀城のスタンプラリーは1枚の台紙にスタンプを5回押し重ねて、丸亀城を完成させます。
台紙は1枚200円。
丸亀城内観光案内所で販売されています。
この看板が、観光案内所の目印です。
一人旅は顔ハメの写真が撮れないのが残念です。
スタンプラリーのスタンプ配置場所は全部で5ヶ所あります。
- 丸亀城内観光案内所
- 太鼓門(大手一ノ門)
- 丸亀城天守3階
- 丸亀城石垣復興PR館
- 資料館(資料館休館日は城内観光案内所)
スタンプラリーを楽しみながら、丸亀城の見どころを観光できるようになっています。
丸亀城の見どころは?
はじめて丸亀城を観光する方のために見どころを4つ紹介します。
太鼓門(大手一ノ門)
大手一ノ門は、内堀の北側中央部に位置しています。
楼上に太鼓を置き、城下に刻を知らせたことから太鼓門とも呼ばれています。
石垣の美
大手門から山上に向かう山道は見返り坂と呼ばれています。
ここはスキー場?
と思えるほどかなり急な坂道です。
雨の日は、ツルッと滑りやすくなっているので要注意。
見返り坂の途中に石垣の美と呼ばれる城壁があります。
丸亀城の石垣の中で最も高く、20m以上の城壁が続きます。
その美しい曲線美は「扇の勾配」とも呼ばれています。
丸亀城天守
山上の最高所が本丸です。
丸亀城天守は高さ約15m。四国内で最も古く、1660年に完成しました。
天守から高松市内と瀬戸内海を一望できます。
雨で霞んで、瀬戸内海を見渡せないのがちょっと残念!
スタンプラリーとは別に『日本100名城に行こう』という本の公式スタンプも天守にあります。
100名城の好きな方、お城好きな方、まだ本を持っていない方は、旅の記念に準備しておくと良いですよ。
丸亀城の高い石垣
丸亀城石垣復興PR館から資料館にかけて歩くと、右手に高くそびえ立つ石垣が見られます。
丸亀城石垣復興PR館は地図には載っていませんが、上記のマップの+を一度クリックすると、場内左手下にトイレがあります。
そこのすぐそばのプレハブの建物が、丸亀城石垣復興PR館です。
現在この石垣は西日本豪雨で崩壊し修復作業中です。
崩壊した石垣には番号や記号が振られており、崩壊前の状態に戻すために一つずつ石を確認しながら石垣復興が行われているのです。
すご〜く気の遠くなる作業です。
丸亀城石垣復興PR館に行くと詳しい様子がわかるので、スタンプラリーのついでに見学されるといいですよ。
丸亀城の観光所要時間は?
観光しながら丸亀城内をぐるりと一周。以下の5カ所を巡り2時間弱かかりました。
- 丸亀城内観光案内所
- 太鼓門(大手一ノ門)
- 丸亀城天守3階
- 丸亀城石垣復興PR館
- 資料館(資料館休館日は城内観光案内所)
丸亀城観光で知っておくと便利なことは?
毎週日曜日、午前9:30〜正午まで、専属のボランティアガイドさんが丸亀城を案内してくれます。(3月〜12月)
私は平日に偶然ボランティアガイドさんに城内で声を掛けてもらい、丸亀城の見どころや歴史、地域のお話を教えて頂く機会がありました。
もし日曜日に丸亀城を観光するチャンスがあれば、観光案内所でボランティアガイドさんをお願いすると学びの多い観光になりますよ。
移動 JR丸亀駅〜ことでん仏生山駅
丸亀城観光の後、仏生山温泉に行ってみることにしました。
JR丸亀駅から仏生山温泉の行き方は?
仏生山温泉に行くには、ことでん 琴平線に乗ります。
都会で走っていた列車も再利用していますよ。
仏生山温泉の最寄り駅は、ことでん仏生山駅です。
丸亀駅から仏生山駅までは高松駅経由が時間も早く、
ことでんおんせん乗車入浴券
の利用がお得です。
ことでんおんせん乗車入浴券とは、仏生山温泉の入浴券付き乗車券のこと。
- 仏生山駅から330円区間が1日乗り降り放題
- うちわ、タオルのお土産付き
- 大人1200円、子供600円
です。
JR高松駅から歩いて5分のことでん高松築港駅で、ことでんおんせん乗車入浴券が購入できます。
ちなみに私は、JR丸亀駅からJR琴平駅経由して、ことでん琴平駅からことでん仏生山駅へ移動しました。
高松駅経由の方が移動時間も少なく電車の料金も安いのですが、時刻表をみた時にちょうど琴平方面に行く特急列車があり、なんとアンパンマンの列車に乗れることが判明!
思わずJR丸亀駅から土讃線・アンパンマン列車に乗って琴平駅までわずか20分の鉄道の旅を楽しみました。
特急料金が必要になりますが、アンパンマン列車に乗ってみたい方におすすめのコースです(笑)。
アンパンマン列車については、JR四国のアンパンマン列車公式サイトを参考にご覧ください。
仏生山温泉
雨の日の丸亀城観光後は、仏生山温泉がおすすめです。
仏生山温泉は四国で唯一、天然の炭酸浴が楽しめる温泉です。
- 入浴すればお肌がスベスベになる美人の湯
- 身体に優しい食堂のご飯
- 読者も楽しめる温泉
が特徴です。
雨の日でも室内なので、のんびり過ごせる場所です。
詳しくは、【女一人旅の仏生山温泉】高松から日帰りで行けるおすすめの温泉の記事に書いてあります。
是非、参考にしてください。
丸亀おすすめのグルメは?
丸亀でおすすめのグルメといえば、骨付鳥。
骨付鳥で有名な
でご飯をたべました。
おひとりさま用のカウンターもあるので、気が引けることもありません。
一鶴の人気メニューは、
銀の皿からはみ出しそうなドカーンとでっかい骨付鳥。
- かみごたえのある「おやどり」
- 肉汁たっぷりで柔らかい「ひなどり」
が人気です。
私はかみごたえのある『おやどり』を注文してみました。
ガーリックとペッパーがたっぷりと使われたおやどりには、やはりビールが一番!
黒のハーフ&ハーフを頼んで、1人乾杯。
し・あ・わ・せ…
周囲にはサラリーマンのおじさまたちが、
おや3、ひな3、生3!
と威勢良く注文してました。
おすすめは、
骨付鳥と一緒におにぎりを注文すること。
骨付鳥を食べ終わった後、お皿に残った肉汁をおにぎりにつけて食べると美味しいです!
ぜひ一度、立ち寄ってみてください。
人気のあるお店なので、事前に予約しておくとよいかもしれませんね。
丸亀おすすめの格安ホテルは?
丸亀の宿泊は、アパホテルがおすすめですよ。
私は丸亀でアパホテル<丸亀駅前大通>に宿泊しましたが、
- 駅から徒歩約8分
- 丸亀城大手一ノ門まで徒歩約7分
- ホテルの近くにコンビニあり
と大変便利でした。
一鶴までは、徒歩12分くらいです。
アパホテルでは禁煙シングルのお部屋を予約していたのですが、空きがあったのかツインのお部屋にアップグレードしてくれました。
他のお部屋の水回りの音が少し気になった以外は、屋上大浴場も貸し切り状態で大満足でした。
参考までにご覧ください。
まとめ
この記事では、
【女一人旅の丸亀】雨でも楽しかった!観光モデルコースの紹介
をしました。
瀬戸内海の島・本島をサイクリングする予定で滞在した丸亀でしたが、雨のため丸亀城でスタンプラリーを楽しみ、仏生山温泉でゆっくりと過ごす1日になりました。
- これから丸亀に滞在する予定の方
- 雨の日の観光に悩んでいる方
の参考になれば幸いです。