この記事では、直島日帰りサイクリングについてまとめています。
はじめての直島一人旅。
青い空…
キラキラ光る瀬戸内海…
潮風を感じながらサイクリング…
そして直島アート巡り…
最高!
と思って香川県入りしたら、連日の雨。
事前の天気予報で天気模様が怪しいのは分かっていましたが、ここまで悪いと気も滅入ります。
一瞬、直島に行くのをやめようかなとも考えましたが、サイクリングしたい!
ということで、雨の中アート巡りをしてきました。
この記事では、
- 日帰りサイクリングのモデルコース
- 雨の直島観光のデメリットとメリット
などをまとめてみました。
ぜひ直島サイクリングの参考にしてください。
直島日帰りサイクリングのモデルコース
まずは、今回の日帰りサイクリングのモデルコースを簡単に紹介します。
- 高松港発
- 宮浦港着
- TVC直島レンタル宮浦店
- セブンーイレブン直島店(朝食)
- 家プロジェクト観光
- 南瓜
- ベネッセハウスミュージアム&ランチ
- 展望スポット
- 地中美術館観光
- 赤かぼちゃ
- レンタサイクル返却
- 直島銭湯「I 🤍湯」
- 宮浦港発
- 高松港着
直島を訪れた時期は12月中旬。
雨の中、サイクリングをしながらアート巡りをしました。
その時の内容を詳しくみていきましょう!
高松港発
高松港8:12発のフェリーに乗船。
フェリー乗り場は、高速船フェリー乗り場と違うので注意が必要です。
直島までの乗船所要時間は50分です。
宮浦港着
宮浦港に9:02に到着。
レンタサイクルは、TVC直島レンタル宮浦店がおすすめ
自転車はTVC直島レンタル宮浦店で借りました。
TVC直島レンタル宮浦店を選んだ理由は、
- レンタル利用で手荷物預かり無料
- 宮浦港のすぐ目の前にある
- 電動自転車が借りられる
という点です。
ちなみに宮浦港の海の駅「なおしま」にコインロッカーがあります。
コインロッカーの料金は、
- 大500円
- 中300円
- 小200円
です。
私はバックパックをTVC直島レンタル宮浦店に預けたので、
コインロッカー代の節約
になりました。
自転車は、
電動自転車
をレンタルしました。
料金は1500円/日ですが、
12月は閑散期で1000円/日(12月〜2月)
と大変お得になっていました。
また雨のサイクリングには、
- 防水の効いたレインウェア
- ゴアテックスのシューズ
が役立ちます。
シーズン中はサイクリングによる事故も多く注意点として、
- スマホを使いながら自転車に乗らない、
- 坂道のカーブでスピードを出しすぎない、
とアドバイスをいただきました。
当たり前のように聞こえますが、
車との接触事故や転倒事故が多い
そうです。
レンタサイクルをする方は是非気をつけてください。
セブンーイレブン直島店で朝食
朝ご飯を食べていなかったので、サイクリングを前にセブンーイレブンに寄りました。
朝早くフェリーに乗って朝食を食べられなかった方は、セブンーイレブンに立ち寄るといいですよ。
軽く朝食を食べた後、時々すれ違う車に気をつけながら、本村地区を目指します。
家プロジェクト観光(所要時間、1.5〜2時間)
本村地区には9:35頃に到着。
道幅が狭いので、自転車は家プロジェクト「きんざ」近くの本村駐輪場に止めて観光することにしました。
家プロジェクトとは、本村地区にある古い家屋、神社などを改修し、アーティストが家の空間そのものを作品にしているアートプロジェクト。
基本的に作品を鑑賞するためには、チケット購入が必要です。
チケットの種類は2種類、
- 共通チケット(1050円)
- ワンサイトチケット(410円)
があります。
共通チケットで、
- 南寺
- 角屋
- 護王神社
- 石橋
- 碁会所
- はいしゃ
の6か所を観賞できます。
3つ以上のサイトを観光するなら共通チケットがお得です。
チケットは本村ラウンジ&アーカイブで販売しています。
きんざは、完全予約制で鑑賞料は510円です。
家プロジェクトの中で、特に立ち寄ってほしい場所が3つあります。
一つ目は、南寺。
15分毎の入れ替え制で館内を見学できます。
係の人の案内で内部に入ることが許されます。
展示内容について詳しく話すと楽しみがなくなるので控えさせていただきますが、暗闇の中で自然の光が感じられる作品です。
鳥肌が立つような芸術体験ができます。
二つ目は、角屋。
築200年の家屋を改修して作られています。
直島で暮らす地元の方々一人ひとりの時間の流れが体験できます。
不規則に動くデジタルカウンターが見どころです。
3つめに立ち寄ってほしいのが護王神社。
江戸時代から続く神社を再建した作品です。
社殿と地下の石室がガラスの階段で結ばれています。
地下の石室にライトを照らしながら進んでいくのが、ちょっと怖い体験です。
家プロジェクトの建物内部の写真撮影は禁じられています。
南瓜
本村地区から自転車で15分、時間は11:45です。
草間彌生(くさまやよい)さんの作品で有名な黄色いかぼちゃのオブジェ前に到着しました。
自転車は県道256号線とベネッセハウス入口が分岐するところの手前の空き地に停めることができます。
ベネッセハウスの中に自転車を停めることはできません。
ピーク時期は南瓜のオブジェの写真を撮影する人長蛇の列ができると言われていますが、雨なので人もほとんどいませんでしたよ。
ベネッセハウスミュージアム見学とランチ(所要時間1.5時間)
ベネッセハウスミュージアムは『自然・建築・アートの共生』をコンセプトに、1992年に開館した安藤忠雄設計の美術館とホテルの機能を備えた施設です。
南瓜で写真を撮った後、猫や象のカラフルなオブジェの作品を眺めながらベネッセハウスミュージアムに歩いて向かいます。
とにかく敷地が大きい!
そして、
ユニーク!
- 海が見える場所に展示されているジャグジー
- 丘の上にある巨大な青い湯のみ
- ツルツルとした花崗岩でできた巨大な球体
など、天気が良かったら瀬戸内の海に映える作品が多く屋外に展示されています。
天気が良ければ写真映えもするだろう…とちょっと天気が残念でした。
作品を鑑賞後、ベネッセハウスミュージアムの中のカフェでのランチ。
カフェの外のテラスで瀬戸内海の景色を独り占めし、イカスミのカレーを食べました。
ちなみに、ベネッセハウスミュージアムの建物の中に入るためには入場料が必要です。
料金:1050円(15歳以下無料)
ベネッセハウスミュージアムを観賞した個人的な感想ですが、建物の中の作品よりも屋外作品の方が見ていて楽しいと思いました。
美術、芸術、建築に強い関心のある方なら室内の作品を見て学ぶことが多いのかもしれません。
でも私のような素人目線の方には、
無料で鑑賞できる屋外作品がおすすめ
ですよ。
展望スポットまでの坂道がきつい!
次なる目的地、地中美術館に向かいます。
ベネッセハウスミュージアムの東門入口で警備をしていた地元の男性から、自転車で地中美術館に行く時のアドバイスを受けました。
パワーは強!
ギアは一番軽いのね!
それなら、いけるよ!
アドバイスに従って自転車をこぎましたが、それでも結構きつかったです。
電動自転車だからこそ坂道を登れましたが、普通自転車なら手押しで行かないと無理な坂。
海岸線から、この写真を撮った展望スポットの地点まで自転車で登ってきます。
レンタサイクルは電動自転車ですよ。
地中美術館観光(所要時間1時間)
地中美術館は『自然と人間との関係を考える場所』として2004年に設立された美術館。
瀬戸内の自然を損なわないように、建物の大半が地下に埋蔵されているんですよ。
地中美術館で見るべき作品は、
- クロード・モネ
- ウォルター・デ・マリア
- ジェームズ・タレル
- 安藤忠雄
の4作品。
写真撮影が禁止されているので写真がありませんが、自然の光が降り注ぐ中、巨大な室内空間を活かした作品が見どころです。
作品自体が大きいので、おおらかな気持ちで観賞できるのもポイントです。
赤かぼちゃ
15:00、赤かぼちゃに到着。
朝9時過ぎにはじめた直島サイクリングの最終目的地です。
草間彌生さんの赤かぼちゃの前で記念撮影して、雨の直島一日サイクリングの終了です。
レンタサイクル返却
15:15 レンタサイクル返却
直島銭湯「I LOVE 湯」
レンタサイクル返却後は、アートも観賞できる直島の銭湯「I LOVE 湯」がおすすめ。
サイクリングで疲れた身体が癒されます。
フェリー出航前にくつろげますよ!
宮浦港発
宮浦港16:25発の高速フェリー高松港行きに乗船
高松港着
16:55到着
雨の観光のデメリットとメリット
12月に雨の中、直島をサイクリングしながらアート巡りをしました。
雨の中を観光するのって、どんな感じ?
と思うかもしれません。
直島で雨の観光のデメリット
雨の中の観光の一番のデメリットは、
濡れること。
でも、せっかく直島に旅行に行って雨だからって、予定を中止にするのはなんだかもったいないですよね。
なので、旅行するなら雨に備えた準備もしておくといいですよ。
例えば私が直島に持参し着ていたのは、ヘリーハンセンのレインウエア上下セット。
ゴアテックスのレインウエアではありませんが、防水・防風・透湿機能がしっかりとしています。
雨の中のサイクリングでも全く濡れませんでしたよ。
春先は、花粉を防ぐための上着にも使えるので大変便利です。
そして寒い季節なら
- 手袋
も忘れてはいけません。
足元も雨対策が必要です。
雨の中、サイクリングをするならゴアテックスのシューズがおすすめです。
メレルのトレッキングシューズは、ゴアテックスなので少しくらい雨に濡れても大丈夫です。
メレルのシューズを履いて雨の中サイクリングをしましたが、靴下も濡れませんでした。
メレルのシューズはつま先がゆったりしているので、足の小指が靴にあたって痛いという悩みのある方におすすめしたい靴です。
夏場なら、つま先をしっかり保護して安全なキーンのサンダルがおしゃれでおすすめですよ。
カバンが荷物カゴに入れて濡れないように、大きめのビニール袋もあると便利です。
直島で雨の観光のメリット
直島で雨の観光のメリットは、何と言っても
空いている
ということ。
たまたま12月の平日の雨の日に直島を訪れたからかもしれませんが、どこに行っても並んで待つことはありませんでしたよ。
まとめ
この記事では、
直島女一人旅〜雨でも楽しかったサイクリング!日帰りモデルコース
を紹介しました。
雨の中のサイクリングは防水の効いたレインウエアとゴアテックスのシューズを履いて準備しておけば、濡れても問題ありません。
貴重な旅行の1日を雨で無駄にしたくないですよね。
私も雨だからサイクリングをやめようかなと初めは思っていました。
でも雨の中のサイクリングは、だんだんテンションが上がって、楽しくなってくるんですよ。
ちょっと不思議なんですが、この感覚はぜひ直島で味わってください!
この記事が、
- 直島でサイクリングを計画している方
- 雨で観光をどうしようか悩んでいる方
の参考になれば幸いです。