アラスカ・ユーコン

カナダ・ユーコンでキャンピングカーを使った子連れキャンプの楽しみ方

キャンピングカーの旅始まる写真

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こんにちは〜。Satokoです。

子供たちに手付かずの大自然を体験させてあげたいと思ったら、カナダのユーコン準州でキャンピングカーを使った旅をしてみてはいかがですか。

ユーコンのホワイトホースをキャンピングカーで出発し、南下してアラスカ州のスキャグウェイへ。スキャグウェイから車ごとフェリーに乗ってアラスカ州のヘインズへ。

そこから北上して世界遺産クルアニ国立公園のあるヘインズジャンクション。

ヘインズジャンクションからホワイトホースへと戻るルートは『ゴールデンサークル』と呼ばれています。

ヘインズの地図出展:Haines Convention and Visitors Bureau

この全長600kmのコースでは、険しい山々の景色、美しい海岸線の街並み、フェリーに乗車、野生動物の観察、キャンプ、ハイキングなどを楽しむことができます。

今回はユーコンでキャンピングカーを使った子連れキャンプの楽しみ方に焦点を当てて、紹介していきましょう。

ユーコンで子連れキャンプの楽しみ方

1.雄大な景色の中をドライブできる

世界一小さい砂漠、ゴツゴツした岩肌に2500m級の山々。

限りなく続く道路。人の住んでいる気配もなく、すれ違う対向車もほとんどありません。

全長600kmの『ゴールデンサークル』のドライブはアラスカとユーコンの原野を体験できるアドベンチャールートです。
ヘインズハイウェイの写真

2.ユーコン準州運営のキャンプ場に宿泊してみる

クルアネ国立公園に隣接するパインレイクキャンプ場は、ユーコン準州が運営するキャンプ場です。

予約を必要としないので、キャンピングカーで現地へ行き、そのまま空いているサイトへ車を止めれば、それでチェックイン完了。

宿泊料金は一泊12ドル(カナダドル)、サイトの番号札がついたポストにお金を入れます。

連泊する場合は、毎日宿泊料金を入れなければいけません。

お金を入れ忘れても、キャンプ場の管理人が集金にきますから大丈夫。

RVキャンプ場に電源はありませんが代わりに薪がもらえます。

トイレやシャワーはキャンピングカーについているので、ご心配なく。

トイレやシャワーで使った汚水は、近くのガソリンスタンドで排水することができます。

自分たちのサイトにあるバーベキュー用のかまどで火をつけて料理すれば、

ワイルドなアドベンチャーバーベキューのはじまり!
RVでキャンプしている写真

3.天候不順の時は車内で安心

ほとんど一直線のハイウェイの運転は、難しい運転技術を必要としませんが、車は時速90kmで走行しているので運転手は時々休憩が必要です。

アラスカ州ヘインズからユーコン準州のヘインズジャンクションまでの道路は雨が多く降る地域なので、休憩中に外に出られない場合もあります。

しかしキャンピングカーなら、車内でゆっくりくつろいで休むことも簡単です。写真では分かりづらいのですが、運転席の上には二人寝ることができます。

4.湖でボート遊びをしてみる

軽井沢にあるコールマンのアウトレットショップで、ボート一艘6000円で2艘購入。

ボートに空気を入れるため電池式の空気入れを購入し、作業を簡素化。ボート2艘、オール、ライフジャケット5人分で20kg近くあったので、持ち運びが非常に大変でした。

水遊びの時は、万が一に備えライフジャケットを着用します。

パインレイクでボート遊びと釣りをしてみましたが、あまりに冷たい水で魚が住んでいる気配はありませんでした。

何も釣れず、ちょっと残念でしたが、静かな湖面をボートで楽しめます。

5.ハイキングに出かけてみる

パインレイクには子供が歩ける短いハイキングコースがあり、湖周辺の景色を見ながら手軽にハイキングを楽しめます。

また、近くのクルアネ国立公園にもファミリー用のハイキングコース(Kokanee trail 往復1kmのコース)があり、雄大な風景を満喫できます。

6.白夜の中で遊べる

ユーコンの夏は、日中が最大で20時間に及びます。

白夜の中でバーベキューはいかがですか。

マシュマロを串に刺して焼きマシュマロを味わったり、キャンプ場で花火を楽しんだり。

夜11時を過ぎても明るい白夜の中で遊べるのは貴重な体験です。

7.「無し」を工夫してみる

『食料を買うつもりで行ったスーパーがつぶれていた』

→『その日はパンをかじって、翌日34km離れたお店へ食料を買い出しに行った』

『そばを茹でたが、めんつゆがなかった』

→『インスタントの味噌汁があったので、めんつゆの代わりに味噌汁に入れて食べた』

→未だに子供の記憶に残っている思い出話の一つです

ハプニングはいつも起こるもの。食べ物が全くないのは困りものですが、キャンプでは創意工夫が大切ということを学べます。

日本から持参したインスタントラーメン、乾麺、缶詰、パック入りのお米は海外の食事の味付けに慣れない子供にも役立ちます。

8.公共施設をうまく利用する

公共のキャンプ場には、ランドリーの設備が備わっていません。

近くのランドリーを探して洗濯物を持っていくのですが、こんな時の時間つぶしには公共施設が役立ちます。

子供に運動させたいなら、屋内プールがオススメ。

夏でも涼しいユーコン。屋内プールなら寒さ知らずで、しかもパブリックプールなので値段もお財布に優しい。

泳ぎ終わる頃には、洗濯も終わり一石二鳥です。

ユーコン子連れキャンプの注意点

ユーコンで楽しくキャンプをするために、知っておくべき注意点があります。

安全なドライブをするために

キャンピングカーで出発する前に、必ず次のガソリンスタンドがどこにあるかを確認しておくこと。

日中も夜間も必ずヘッドライトをつけること。

必ずシートベルトを締めること。

安全な車間距離とスピードを保つこと。

常に野生動物の出現に注意を払うこと。

舗装された道路で走りやすい道ですが、人里離れた場所なので車が故障したり、事故を起こすと大変です。安全運転が第一です。

安全な旅をするために

ホワイトホースやその他のコミュニティで携帯は利用可能ですが、町や村などのコミュニティを外れると携帯はほとんどつながりません。

事故や病気を防ぐためにも無理な行動は控え、楽しく健康的に旅をすることが旅の安全につながります。

もちろん、海外旅行保険に入ることも忘れないようにしましょうね。

まとめ

ユーコンでのキャンピングカーを使った子連れキャンプは、雄大な景色を眺めながら、大自然の中でキャンプ、ボート遊び、ハイキングなどが楽しめます。

人里離れた場所なので、安全運転と事故防止を意識しながら旅をするといいですね。

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