こんにちは〜。Satokoです。
屋台料理は好きですか?
日本で屋台料理といえば、焼きそば、たこ焼き、お好み焼き、かき氷、焼きとうもろこしなど、縁日の屋台料理を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
今日は中国・深センの屋台料理について紹介します。
深センの屋台料理って、どんなものがあるの?
とっても興味ありますよね。
深センの老街で偶然見つけた屋台料理のお店は『金世界星光美食街』。
中国、台湾、香港、韓国、タイなどの屋台料理が比較的安い値段で食べられます。
屋台料理に興味がある人は必見ですよ!
目次
金世界星光美食街の場所
金世界地鉄商場の2階に『金世界星美食街』があります。
行き方
地下鉄3号線老街駅E出口(H&M横)を出て、道路を渡った所に広場があります。
広場の中をそのまま真っ直ぐ進み、楼閣の隣に見えるマクドナルドの看板を目指して歩いていくと右側に『星光美食街』の赤い文字の看板が見えます。
エスカレーターを上がって、右手2階が屋台街になります。
駅から徒歩5分です。
深センの老街はどんなところ?
深センの渋谷といえば、わかりやすいでしょう。
週末や祝日は若者でごった返しています。
深セン一の繁華街でショッピングセンター、飲食店街、雑居ビルなどがあり、大変賑わっている場所です。
ちょっとチープな小物や服に興味のある人には買い物が楽しめそうです。
香港から初めてこの場所を訪れたとき、あまりの人混みにヘトヘトになり、さらにいきなり物乞いに会ったので、緊張のあまり子供と繋いだ手を離せなかった記憶があります。
その時、
『深センにはもう2度と来ることはない』
と思ったのですが、その直後に偶然見つけたのが『金世界星光美食街』でした。
素晴らしい出会いは突然やってくるものです。
その日以来、『全世界星光美食街』の虜になりました。
金世界星光美食街の魅力とは
『金世界星光美食街』は「小吃(シャオチ)」を集めた屋台街。
「小吃(シャオチ)」とは、屋台などで食べる「軽食」や「スナック」を意味します。
串焼き、焼き物、蒸し物、揚げ物、麺類、デザートに至るまでなんでもあります。
日本で言えば、焼きイカ、焼き鳥、じゃがバター、コロッケ、ラーメン、かき氷のような中国版B級グルメがビルのワンフロアに何十軒と並んでいるので、屋台好きにはたまりません。
見て回るだけでも楽しい場所です。
どれも10元から35元位で食べられるので、つまみ食い感覚で食べているうちにお腹いっぱいになります。
深センは中国語の世界です。
英語は通じません。
私も中国語全くわかりませんが、食べたいものが決まったらお店の人にはっきりと指をさし、欲しい数を指で示せば大丈夫です。
出てきた食べ物と交換にお金を払います。
値段は大体書いてあります。
わからない時は20元出して店員さんの様子を伺い、足りない時は少しずつ追加。
これで大丈夫です。
食べ物が出てきたら
「謝謝!(ありがとう)」
と笑顔で言うだけで、店員さんの雰囲気も良くなりますよ。
店員さんがふと見せる、はにかんだ笑顔が素敵なんですね。
食べたいものをどんどん食べよう!
どれを食べようか迷うほど屋台メニューが豊富です。
肉好きなら、豚、鶏、羊の肉のロースト系。
海鮮が好きなら、甲殻類や貝のメニューが豊富です。
ちょっと変わった屋台メニューもあるので、いろいろ試してみると面白いですよ。
定番の海鮮串焼き
イカの串焼き。
小さく切って玉ねぎとカレーパウダーで炒めてくれます。
お好みで唐辛子も振りかけてくれます。
子供が食べるには刺激が強すぎるので、いつも唐辛子無しでお願いしています。
こちらは、タコ。
日本では見かけないような太さですよね。
食べ応えがありそうです。
串焼き一本25元(約430円)。
食欲をそそる海鮮料理
これはエビと春雨の蒸し物です。
ガーリック味が食欲をそそります。
3個で10元(約170円)。
名前で食べるのを遠慮したくなる臭豆腐
臭豆腐(しゅうどうふ)とは、豆腐で作られる加工食品のことで、豆腐を植物性の発酵液につけて風味を付けたもの。
その匂いはとても強烈でアンモニアの匂いがするとも言われているのですが、ここの臭豆腐は全く臭くありません。
見た目は真っ黒で「美味しいの?」と疑問を持ってしまうのですが、例えて言うなら『中国版揚げ豆腐の煮浸し』。
日本のような醤油とみりんベースの味ではなく、唐辛子とニンニクをベースにした味。
辛いです!
臭豆腐一皿15元(約250円)
とってもグロテスクな豚足
屋台料理の良いところは、自分では料理しないものを一品から試せるところ。
この豚足も自分では料理できないし、食べ方もわかりません。
私ならローストされた豚足を丸ごと食卓に出しそう。
おそらく家族の誰も手をつけないでしょうね。
大人の男性の握りこぶしよりも大きい豚足を店員さんがぶつ切りにしてくれました。
リブを食べる感じで骨の周りについた脂身のある肉と皮を味わいます。
一つの豚足を3人で分けてちょうどいい量でした。
コラーゲンたっぷりで美容効果もありです。
豚足25元(約430円)
難易度がとっても高い昆虫系
いや、これはもう説明する必要もありませんね。
セミ、バッタ、蚕、イモムシなど、揚げてあります。
写真を撮っただけで、食べてはいません。
美味しいかどうかわかりません。
チャレンジャー向きです。
串揚げ一本50元(約860円)
一見するとなんだかわからないフライドポテト
初めて見たとき、これがなんだかよくわかりませんでした。
ジャガイモをこうやってスライスする道具があるんでしょう。
このフライドポテトは注文してから揚げてくれます。
揚げた後に、お好みでパウダーをかけてくれます。
味は唐辛子、BBQ、コショウ、カレー味の4種類。
アツアツで美味しいです。
一本8元(約140円)
子供に大人気のスイーツ
左は台湾芋圓(たいわんいもえん)。
芋から作った団子、豆、仙草(ハーブ)ゼリー、タピオカなどをトッピングして黒蜜をかけて食べるデザートです。
日本のあんみつを思い出すような心がホッとするスイーツです。
台湾芋圓の値段はトッピングを選ぶのに夢中になって忘れてしまいました!
アイスクリームはフタバ食品から発売している三色トリノアイスを彷彿させる懐かしい味です。
アイスクリーム一個10元(約170円)
深セン・老街に行くときの注意点
深セン・老街に行く時、気をつけるべきことが二つあります。
おしゃれをしない
あなたが人に会う予定のない日、家庭でどんな服をきていますか?
深センの老街に行く時は、家庭で過ごすようなカジュアルな服装を意識して出かければ、現地の人と同化して見えるので安全ですよ。
財布を使わない
お店で支払いのたびに、お財布からお金を出すのは控えましょう。
出し入れしやすいファスナー付きショルダーの中に必要なだけ現金を入れておけば、財布を持っていることをアピールすることもないので安心です。
まとめ
いかがでしたか。
中国・深セン老街の屋台料理に関心を持って頂けたでしょうか?
屋台にはたくさんの若者や家族連れがいるので、地元の人たちの様子を観察するのも面白いです。
我が家は屋台の支払いに現金を使っていますが、地元の人たちはAlipay やWeChat Pay を普通に使っているんですね。
深センが中国のシリコンバレーといわれているのも納得です。
中国・深センは、香港のホンハム駅からも電車でわずか40分で行くことができます。
ビジネスで訪れる人は多くても、まだまだ観光で訪れる人は少ないようです。
なので、屋台料理をきっかけに現在の中国、そして深センに少しでも興味を持っていただければ幸いです。
年々発展していく深センに滞在もおもしろいですよ。
以上、『深セン老街の金世界星光美食街で屋台料理がやめられな〜い!』でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!