子供が大人になるまでに色々な世界を見せてあげたい!
そう思って時間を見つけては国内、海外と家族旅行をしてきました。
そんな我が家の高校生の息子が今年のゴールデンウィークに突然一人旅に出かけました。
どこに行くのか、泊まるのか、何をするか、いつ帰るのかもわからないまま送り出しましたが、ゴールデンウィーク最終日に無事帰ってきました。
その時の親心については 高校生の一人旅って大丈夫?突然、息子が出かけて分かった6つの事実の記事をご覧ください。
今回の記事では、
どんな家族旅行をしたら高校生でも一人旅ができるようになるのか?
息子の一人旅を振り返りながら、家族旅行でできることを5つ考えてみました。
海外旅行に行かなくても、国内の家族旅行で少しずつ練習を重ねていけば、あなたの子供も一人旅ができるようになります。
一人旅ができるようになれば、子供も立派な一人前になります!
そんなうれしい瞬間をみなさんにも味わってほしいと思い、記事を書きました。
いつか子供に一人旅をさせてみたいと思っているお父さん、お母さん、是非参考にしてくださいね。
目次
高校生の一人旅に役立つ!家族旅行でやりたい5つのこと
高校生が一人旅をするためには、練習が必要です。
その練習は家族旅行の中で自然に学ぶことができます。
実際にどんな家族旅行が一人旅に役立ったか、息子の行動から振り返ってみました。
- 子供が好きなことを旅行に取り入れる
- ゲストハウスに泊まる
- 色々な乗り物を使う
- スーパーやコンビニで食料を買う
- 旅先の地元の暮らしを学ぶ
そんなに難しいことではないではありませんよね。
それぞれについて詳しくみていきます。
子供が好きなことを旅行に取り入れる
子供が好きなことを旅行取り入れると、自分が何をしたら楽しいか、幸せに感じるのか、だんだんと分かるようになります。
息子は自然とお城が好きな子供だったので、よく連れていきました。
その結果、自分で行きたい旅先を選べるようになりました。
反対に、子供が全く知らないことを旅行で教えてあげることもできます。
新しい発見があることで、子供の興味の世界が広がる可能性もありますよ。
ゲストハウスに泊まる
ゲストハウスとは、簡単に言えば、一泊一人2000〜3500円で泊まれる格安の宿泊施設のこと。
ゲストハウスを知っておけば、高校生でも安くて快適な宿泊ができます。
最近のゲストハウスは、観光地の駅から近い場所にあり、しかも綺麗なゲストハウスが増えています。
1つの部屋にベッドが複数設置され、ほかの宿泊客と寝室、シャワー、トイレを共有したり、家族で個室に宿泊できるところもあります。
宿泊スペースは狭い代わりに、宿泊客が共有して過ごすリビングルームなどがあります。
国内や海外からの観光客が多いのがも特徴です。
ゲストハウスには簡易キッチンが設置してあったり、洗濯機が利用できるところもあるので、家族で宿泊してキッチンや洗濯を体験しておけば、一人旅の時にも充分役立ちます。
今回の一人旅にゲストハウスを利用していました。ゲストハウスのウエルカムパーティーにも参加して楽しんだようですよ。
乗り物を使いこなす
色々な乗り物を利用して家族旅行をすれば、公共交通機関の使い方と移動の楽しみ方が自然に身につきます。
公共交通機関を上手く利用すれば、高校生でも安い料金で遠くに行けます。
例えば、東京ー大阪間は、
- 新幹線(片道)の自由席、学割で11870円。
- 在来線(片道)では、8750円。
- 高速バス(片道)では、昼行便で3000円〜、夜行便で1400円〜。
高速バスの夜行便を利用すれば、宿泊代も浮いてしまいます笑。
ただし、高校生の女の子に深夜のバス利用を勧めるかどうかは、ご家庭の判断にお任せします。
青春18切符や周遊パスを利用してもお得に楽しく旅行が楽しめます。
お弁当を食べながら車窓からの景色を眺める楽しさを子供の時に教えておくと、長距離移動も苦になりません。
電車やバスだけでなく、船に乗ったり、サイクリングを旅行に取り入れると、旅先の移動もバラエティに富んだものになりますよ。
スーパーやコンビニで食料を買う
旅先のスーパーとコンビニの存在を教えておけば、食料調達に心配はありません。
家族旅行であればレストランで食事をしたり、親がいるので食べ物について考える必要はありません。
でも高校生の一人旅で外食はお金がかかるのでできません。
我が子の例ですが、旅行中の主なタンパク源はコンビニの『ゆで卵』でした。
一度だけラーメンの写真が送られてきましたが、高校生にとってお店で食べるラーメンは『高級食』と言っていました。
高校生の一人旅では一食500円でも高価なんですよ。
地元の暮らしぶりを観る
旅先で地元の商店街を歩いたり、土地をぶらぶらと歩く観光も知っておくと便利です。
商店街で食べ物を試食したり、自分の暮らす街とは違った雰囲気を感じながらのお散歩は、あまりお金がかかりませんし、発見があって楽しいです。
入場料を払わなくても楽しめる観光を知っておいて損はありません。
高校生になるとどうなるの?
旅行の計画が自分で立てられるようになります。
以下は、高校生が一人旅をした時のスケジュールです。
- 1日目 東京(深夜バス)→大阪
- 2日目 大阪観光→奈良ゲストハウス宿泊
- 3日目 レンタサイクルで奈良の神社仏閣巡り、奈良ゲストハウス宿泊
- 4日目 大阪市内観光 、大阪(深夜バス)→博多
- 5日目 博多観光→博多ゲストハウス宿泊
- 6日目 太宰府天満宮観光 、博多ゲストハウス宿泊
- 7日目 博多どんたく観光 博多→在来線→ボート→厳島神社→広島(新幹線)→岡山(深夜バス)→名古屋
- 8日目 名古屋観光 、名古屋ゲストハウス宿泊
- 9日目 名古屋→在来線→帰宅
観光、乗り物、ゲストハウスが上手く活用されています。
宿泊費を節約するため、深夜バスを3回も使っているところが高校生のすごいところです。
家族のお土産も買ってきてくれるように成長していました笑。
子供を一人旅に行かせる判断基準は?
高校生を一人旅に行かせるなんて不安と感じるお父さん、お母さんもいると思います。
自分の子供が一人旅に行けるかどうかの判断基準は以下の3点を見極めるとよいでしょう。
- 自分で計画をたてられる
- 自分で貴重品を管理できる
- 自分で行動できる
一人旅は、自分で計画し、自分でお金を管理し、自分で行動する必要があります。
上記の3点ができそうなら、問題なく送り出すことができますよ。
まとめ
いかがでしたか?
高校生でも一人旅ができることを理解して頂けたでしょうか?
私が30年前に高校生でいた頃、一人旅をするなんて考えたこともありません。
- 情報もない
- お金もない
- 携帯もない
- 親も多分許さない
ないない尽くしでした。
今は子供に一人旅をさせても、携帯ですぐ連絡が取れる良い時代ですよね。
子供をしっかりと見守りながら、一人旅ができるように家族旅行で練習を重ねてみてください。
子供が高校生になる頃に、安心して一人旅に送り出せるようになります。
子供から旅行話を聞くのが最高のお土産になりますよ!