中国・雲南省

【雲南省観光】美しすぎる沙渓古鎮をおすすめしたい5つの理由!

沙渓古鎮のアイキャッチ画像

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こんにちは〜。Satokoです!

はじめて中国・雲南省を観光しようと思っているあなた!

 

どこに行こうか悩んでいませんか?

 

麗江古城、玉龍雪山、シャングリラ、大理…。

いろいろありますよね。

 

実は私も友人がSNSのプロフィールに載せていた一枚の写真が大変気になり、場所を聞いたら『シャングリラ』だったんですね。

それ以来、雲南旅行の行き先をシャングリラも含めて考えるようになりました。

 

シャングリラは子連れで高山病になるのが心配で行くことを断念しましたが、その代わりに偶然グーグルマップで探し出したのが、沙渓(Shaxi)という街です。

沙渓は世界遺産で有名な麗江から車で2時間半ほど南に走ったところにあります。

中国の歴史ある茶馬古道の雰囲気を今も残している風光明媚な場所です。

 

今回の記事では、我が家が旅行で訪れた雲南省・沙渓古鎮を観光におすすめしたい5つの理由を紹介します。

これから、雲南省のどこに行こうか悩んでる方のお役に立てればうれしいです。

是非参考にしてくださいね。

沙渓古鎮とは?

沙渓古鎮の写真

沙渓は中国・雲南省大理市剣川にある街の名前で、古鎮とは古い街並みを見ることができる場所のこと。

沙渓は、かつて雲南のお茶、塩とチベットの馬、毛皮、薬が取引されていた茶馬古道の重要な拠点でした。

街の中を歩くと、数百年前にタイムトリップしたような、お寺、古戯台、宿、石畳などが昔のままの姿で見ることができます。

街から一歩出ると、古鎮の横を流れる黒惠江にはサギやカモが水面で羽を休めていたり、近くの田畑には馬やヤギが放牧されていたりと大変風光明媚な場所です。

 

雲南省・沙渓古鎮の場所は?


沙渓古鎮は雲南省・麗江(れいこう)と大理(だいり)の中間地点に位置しています。

 

沙渓古鎮の行き方は?

沙渓古鎮への行き方は、2通りあります。

  • 麗江から行く方法
  • 大理から行く方法

麗江から行く方法が距離的には短いですが、所要時間は麗江、大理ともあまり変わりません。

旅行プランによって、麗江にするか、大理にするかを選べばよいでしょう。

麗江から行く方法


麗江三義国際空港から沙渓古鎮まで距離は129キロ。車で2時間4分です。

車は平均時速120キロで高速道路を走ります。

我が家の場合ですが、

  • 中国語が全くわからない
  • 子供3人連れての家族5人の旅行である

以上の点から、麗江三義国際空港から沙渓のホテルまで車をお願いしました。

車のチャーター代は片道850(人民元)、日本円で約13500円でした。

 

大理から行く方法


大理空港から沙渓古鎮まで距離は146キロ。車で2時間7分です。

参考までに、大理空港から沙渓古鎮のホテルまで車をチャーターすると一台当たりプライベートバンで片道710(人民元)、日本円で約11300円です。

 

移動の手段として、公共のバスに乗ったり、空港でタクシー捕まえるという方法もあります。

料金は安くなりますが、

  • バスは移動に2倍の時間がかかる
  • タクシーは値段の交渉やスピードの出し過ぎなどの不安もある

ということがあります。

  • 言葉に自信がない
  • 家族の安全が一番

そのように考える方なら、事前に移動のための車をチャーターしておくと安心して旅行ができます。

 

沙渓古鎮観光をおすすめしたい5つの理由

今回、沙渓古鎮を観光し歴史を感じる素晴らしい場所であったので、おすすめしたい5つの理由をまとめてみました。

雲南省観光を考えている方は是非参考にして下さいね。

沙渓の街並みに見どころがある!

沙渓古鎮の家並み写真

沙渓の街の見どころは、

  • 路上を覆う石畳
  • レンガ造りの家や門
  • 土壁の家
  • 玄関や家の窓を飾る木枠の彫刻

など、2500年に渡る歴史をみることができます。

茶馬古道が昔の姿のまま残っている!

茶馬古道の写真

茶馬古道は、シルクロードと並び、中国最古の交易路として知られています。

唐の時代から中国で生産されたお茶とチベットの馬を交換したことから「茶馬古道」と名付けられました。

 

沙渓の街では、茶馬古道が繁栄していた頃の寺院、舞台、宿、村の門、通り、住居、橋、そして井戸を見ることができます。

 

沙渓古鎮のレンガの壁写真

現在の沙渓の姿は、スイス主導の建築チームの援助によって復活を遂げられました。

1949年、中華人民共和国の設立により国道が建設されると、沙渓の街は人力による運搬が必要なくなり廃れていきました。

2002年には世界記念碑基金(WMF)により、世界で最も絶滅の危険にさらされている100の街の1つに登録されたときもありました。

この出来事により、2004年、スイス主導の建築チームにより沙溪の古い建物や狭い石畳の道などが修復されるようになり、茶馬古道は現在の歴史ある姿によみがえったのです。

沙渓古鎮のアイキャッチ画像

街の中に一歩足を踏み入れると、古代の茶馬古道を歩いているような不思議な気分になるはずです。

 

沙渓の隣を流れる黒惠江が美しい!

黒惠江の写真

沙渓の隣を流れる黒惠江も見どころです。

川で泳ぐ水鳥や美しい農村、レンガ造りの橋など牧歌的な風景が楽しめます。

ヤギの写真

川沿いの道路を散策すれば、田畑に家畜が放牧されている様子や地元の人たちの暮らしを垣間見ることもできます。

 

辺鄙な場所だけど、落ち着いた雰囲気のカフェがある!

古鎮歩きに疲れたら、ゆっくり休めるカフェがところどころにあります。

古戯台のある四方街に面したカフェでは、通りの壁一枚隔て、さらに静寂な世界を満喫できる空間が広がっています。

カフェの写真

訪れた時期は年末でしたが、オレンジ色の干し柿や真っ赤な唐辛子が軒先に吊るされ、なんともノスタルジックな雰囲気。

何にもないように思われる沙渓でも、中庭を愛でながらコーヒーとケーキのセットがいただけるカフェもありますよ。

質の良いお土産が安く買える!

沙渓のお土産屋さんの写真

旅行に行ったら、必ずほしいのが記念のお土産。

沙渓古鎮には小さなお土産屋さんがところどころに並んでいます。

スカーフ、ショール、帽子など、少数民族の衣装として日常使われているものがお土産としてアレンジされて売られています。

参考までにお値段は、スカーフは一枚300円、ショールは1500円、帽子は100円。

自分のお土産用に、また知人のお土産にしても大変喜ばれる一品が見つかりますよ。

 

まとめ

いかがでしたか?

『【雲南省観光】美しすぎる!沙渓古鎮をおすすめしたい5つの理由』を紹介しました。

 

沙渓古鎮を歩いて一番印象的であったのは、民家の窓や玄関を飾る彫刻が非常に繊細でとても美しい印象を受けました。

茶馬古道はすでに過去のものとなっていますが、沙渓古鎮の風景は2500年過ぎた今でも現役として生きています。

 

茶馬古道についてもっと知りたい方は『茶馬古道の旅』の本もどうぞ。


写真が豊富で、Kindleならお手頃価格でおすすめですよ。

 

ちょっとニッチな中国の観光地や文化については知りたい方には、下記の雑誌が大変おすすめです。

一冊読んだら、次の号も読みたくなるマニアックな本です。


雲南省を旅行する際は、美しい沙渓古鎮をぜひ観光してみてくださいね。

何百年、何千年も前にタイムトリップしたような気分は沙渓古鎮でしか味わえませんよ〜。

沙渓の宿泊は雲南の沙渓で泊まりたい全5室の小さい宿・オールド シアター インの記事も参考にどうぞ!

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