中国・雲南省

中国大理&麗江子連れ旅行!観光スポット7選、ホテル3選、注意点

大理・麗江子連れ旅行アイキャッチ画像

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雲南省大理・麗江に子連れで7泊8日の旅行に行きました。

『子連れで中国旅行』と聞いて,

  • 魅力的!
  • 行ってみたい!

という方はあまりいないのではと思います。

 

時々、日本人旅行者が監禁されたとかというニュースを知ると、中国に対してあまりいい印象を持てませんよね。

中国語も学校で習わないので、なんか行くのをためらってしまう…

 

私自身もそうでした。

 

だから、あなたの行ってみたい国リストに入らないのもわかる気がします。

 

でも、雲南省の大理・麗江に行って中国のイメージがかなり変わりました。

中国の雲南省は山紫水明、空気が綺麗、歴史があり、人も穏やかで、食べ物が美味しい場所です。

大理・麗江に旅行すれば、あなたもきっと同じ体験ができるでしょう。

 

今回の記事では、中国の大理・麗江を7泊8日で旅行した時、子連れで観光したおすすめのスポット、安心して滞在できるホテル、中国旅行の注意点について紹介します。

 

この記事を読んで、

中国にも綺麗な場所があるんだなぁ。今度行ってみたい!

と思っていただければ、うれしいです。

 

是非参考にしてみてくださいね!

雲南省の大理・麗江はどこにある?

大理と麗江は中国の雲南省にあり、ミャンマーとの国境に近い場所に位置しています。

 

日本から麗江と大理への行き方は?

日本から麗江と大理に行くには、麗江三義国際空港と大理空港を利用する方法があります。

麗江三義国際空港を利用する方法

日本から麗江三義国際空港までの直行便は残念ながらありません。

少なくとも1回以上、乗り継ぎが発生します。

日本から乗り継ぎをする中国の代表的な都市は、上海、成都、広州、昆明、北京などがあります。

台湾の 台湾桃園国際空港で乗り継ぎ、麗江に行く方法は、乗り継ぎを含め約10時間半で、比較的所要時間が掛からないのでおすすめです。

日本から麗江三義国際空港への行き方はあらゆるパターンがあります。スカイスキャナーを使って検索すると複数の旅行会社の航空チケットが一覧で比較できるので、利用すると便利です。

大理空港を利用する方法

日本から大理空港までの直行便は、麗江三義国際空港同様、ありません。

少なくとも一回以上乗り継ぎが発生します。

日本から乗り継ぎをする代表的な都市は、北京、成都がメインとなります。

 

大理・麗江のおすすめ観光スポット7選

中国の雲南省にある大理と麗江。

数ある観光名所がありますが、ここでは子連れでゆっくり観光できる『大理・麗江のおすすめスポット7選』を紹介します。

沙渓古鎮

沙渓古鎮のアイキャッチ画像

最初に紹介するのは、沙渓古鎮です。

麗江三義国際空港から約130km、大理空港空港からは約146kmとちょうど中間の場所に位置しています。

中国最古の交易路として知られている茶馬古道。雲南で収穫したお茶をチベットに運搬し、チベットの馬と交換したことから、茶馬古道と名付けられています。

沙渓古鎮は、のどかな田園風景、山、川に囲まれた風光明媚な場所として人気があり、隊商の宿場として栄えた場所です。隊商が歩いていた石畳や家並みが今も残り、タイムトリップしたような気分に浸れる静かな観光地です。

 

沙渓古鎮に興味のある方は【雲南省観光】美しすぎる沙渓古鎮をおすすめしたい5つの理由!の記事もどうぞご覧ください!

喜洲古鎮

白族の伝統的建築物のアイキャッチ画像

次に紹介するのは、喜洲古鎮です。

喜洲は大理から約20kmほど北上した場所に位置しています。

少数民族の白族と漢民族からなる喜洲は茶馬古道の交易で、お茶、大理石、手工芸品を取引することで繁栄してきました。

たくさんの屋台が並ぶ喜洲の朝市には地元で採れた生鮮食料品が並び、地元の人たちの生活様式や食生活を知ることができます。

また喜洲には、交易で成功を収めた人たちが建てた大邸宅が88もあり、伝統的な建築様式で建てられた豪邸を見学することもできます。

子供と一緒に、藍染や手工芸品のお土産探しもできるおすすめの喜洲古鎮です。

 

喜洲について興味のある方は 【大理の観光】白族の暮らしがわかる!喜洲でやりたい4つのことの記事もどうぞご覧ください!

 

東蓮花

東蓮花の通りの写真

 

東蓮花は、雲南で取れたお茶とチベットの馬を交換するために発展した茶馬古道沿いにある村の一つ。茶馬古道時代のムスリムの街並みがそのまま残っている見応えのある静かな街です。

中国でムスリムの街と聞くと子連れで行くような場所ではないのでは?と思うかもしれませんが、東蓮花はゴミが一つも落ちていない本当に綺麗な場所です。

街にモスクや茶馬古道の歴史を学ぶキャラバン文化博物館などがあります。

 

東蓮花のモスクやキャラバン文化博物館について更に知りたい方は、大理から日帰りおすすめ観光スポット3選!東蓮花、巍山、巍宝山の記事も参考になります。

巍山

巍山の古城写真

巍山は南詔国の都があった場所で、少数民族のイ族が暮らしています。

古い町並みが残り、観光客もいないので、静かな街歩きができます。

長い一本の麺から作られる『一根面』を食べたり、地元のお菓子を食べ歩く楽しみもあります。

 

巍宝山

大理・麗江子連れ旅行アイキャッチ画像

巍宝山は中国の道教の聖地と知られています。22の寺院があり、木々に覆われた参道をハイキングしながら巡ることができます。

全ての寺院を訪れるためには、かなり体力を必要とします。子連れなら半分巡れば十分です。

 

大理蒼山桃渓谷景区のプーアル茶畑

大理のプーアール茶畑アイキャッチ画像

お茶の生産量、世界一位の中国です。

大理蒼山桃渓谷景区にあるプーアル茶の茶畑では、小沱茶(プーアル茶の茶葉を絞って固めたもの)作りを体験したり、プーアル茶を茶館でいただけます。

茶畑は大理蒼山桃渓谷景区内にあるので、雄大な蒼山の山々を眺めながらハイキングができます。綺麗な空気と緑あふれる茶畑で癒される場所です。

 

大理の茶畑での体験について詳しく知りたい方は 【中国・大理】茶畑でプーアル茶のお土産作りと茶館を体験!の記事も参考になります。

 

麗江古城

麗江の街の写真

中国雲南省にある麗江は少数民族ナシ族によって建設された街です。

古城内には石畳と水路が張り巡らされ、瓦屋根の伝統的な建物が並ぶ旧市街の町並みは、1997年に世界文化遺産に登録されました。

麗江の旧市街は夜にライトアップされ、観光客が途切れることがありません。

中心部にある四方街には屋台や食堂が並び、のんびりと親子で散歩をしながら雲南料理が楽しめます。

 

大理・麗江のおすすめホテル3選

大理・麗江を子連れで観光するときにおすすめのホテルを3つ紹介します。

いずれも英語が通じるので、中国語が分からなくても安心して観光ができるおすすめのホテルです。

沙渓〜オールド シアター イン

オールドシアターインの部屋外観写真

沙渓でおすすめしたいホテルは、全5室の小さなホテル・オールド シアター イン。

地元の学校の教室を改装しホテルにしました。

沙渓渓谷を見渡せる中庭には、茶馬古道が栄えていた頃に使われていた演舞場があり、地元の音楽家たちが時々演奏会を開催しています。

沙渓古鎮までは約3km。お散歩を兼ねて沙渓古鎮まで歩くのもおすすめです。レンタサイクルがあり、子供用もあります。

ホテルの中にレストランがあるので、外に食べに行く必要がありません。ビール、ワインもおすすめです。

英語が通じるので、何かと便利です。

麗江、大理からの送迎あり(有料)。

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オールドシアターインについては、雲南の沙渓で泊まりたい全5室の小さい宿・オールド シアター インの記事も参考にご覧ください。

喜洲〜リンデン センター

リンデンセンターのアイキャッチ画像

大理の喜洲にあるホテル・リンデン センターは、トリップアドバイザーで中国で一番宿泊したいホテルに選ばれたこともある有名なホテルです。

のどかな田園風景の中にあるリンデンセンターは喜洲古鎮まで歩いてすぐの場所に位置しています。喜洲の歴史的建築物に登録されているホテルの建物、地元白族の女性たちが作る家庭料理、喜洲及び大理周辺の観光に定評があります。

この記事内で紹介した喜洲古鎮、東蓮花、巍山、巍宝山、大理蒼山桃渓谷景区のプーアル茶畑はリンデンセンターのガイドを頼って観光しました。

ファミリールームもあります。

英語が通じるホテルでおすすめです。

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リンデンセンターについては、中国・大理の宿泊はリンデンセンターがおすすめ!6つの魅力を紹介の記事も参考になります。

麗江〜ザ ビヴォウ 麗江

ザ ビヴォウ は、トリップアドバイザーのトラベラーズ チョイス 2019年で中国の人気の小規模ホテルトップ10の第3位になったホテルです。

麗江古城から北に数キロ離れた束河古鎮の北門近くに位置しています。

綺麗でモダンな客室は落ち着きがあり、とてもリラックスできます。

ホテルに併設されたカフェでは、朝・昼・夕食を取ることができ、地元ナシ族、白族の女性たちが作る雲南・麗江料理からピザ、パスタ、バーガーなど子供が喜ぶメニューもあります。

ホテルが企画している麗江周辺の日帰りツアーも豊富です。

接客が丁寧、英語が通じるので、中国語がわからなくても安心して宿泊できます。

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中国旅行で注意することは?

中国の大理と麗江を子連れで旅行する際に、注意することをまとめてみました。

15日以内の観光にビザは必要なし

中国の滞在が15日以内であれば、中国旅行にビザは必要ありません。

16日以上の滞在にはビザが必要となり、観光の場合は30日間の観光ビザが必要となります。

タクシー移動は事前予約がおすすめ

空港ーホテル間、ホテルーホテル間、ホテルー観光地間、の移動にタクシーを使うことも多いと思います。便利な翻訳アプリがあるので、流しのタクシーを利用することも可能ですが、子連れ旅行では、ホテルにタクシーを呼んでもらうのをおすすめします。

特に高速道路を利用して長距離移動するときは事前に予約することをおすすめします。

理由としては、信頼できる運転手さんを手配してくれるからです。

ホテルから指名された運転手さんは、概して安全運転でスピードも安定しています。

一方で流しのタクシーの場合、運転手の良し悪しは運次第。

スピードを出す運転手の場合、高速道路では絶えず「事故に遭わないで…」と緊張が続きます。

ですから、タクシーは事前予約がおすすめです。

宿泊場所によっては暖房器具が変わる

大理、麗江に宿泊した際、気づいたのですが、宿泊施設によって客室の暖房設備が変わります。

今回の記事で紹介したホテルには、電気毛布とオイルヒーター、セントラルヒーティング、床暖房などが併用されているので、冬の旅行でも安心して宿泊できます。

しかし、民宿のような場所に泊まると電気毛布だけということもあり、寒さのあまりベッドで過ごすことになりかねません。

宿泊先の設備や口コミを良く確認することが大切です。

外出時はパスポートとトイレットペーパーが必須

中国を旅行する際は、いつでも身分がわかるようにパスポート持参をおすすめします。

同時に、トイレにトイレットペーパーが常備されていないときがあります。トイレットペーパーを持参して観光するとよいでしょう。

屋台の料理は基本的に食べない

市場などを観光すると、屋台でカットフルーツや串刺しのBBQなどが美味しそうに売られて、食べてみたくなりますよね。

でも基本的に、屋台で生ものは食べない、串刺しのBBQも食べない。

なぜなら、どこの何が使われているかわからない食品が多いからです。

ただし、地元のガイドさんがいる場合は、安全を確認して食べることができます。

 

まとめ

いかがでしたか?

中国大理&麗江子連れ旅行!観光スポット7選、ホテル3選、注意点などを紹介してきました。

大理や麗江は、日本人に人気のハワイのように、おしゃれなレストランやブランド店は見当たりません。

どちらかと言えば、地味な観光地です。

でも、自然の風景、歴史ある建築物、茶畑、雲南料理に出会うと、日本と中国の文化的なつながりを発見できる旅になるはずです。

中国で美しい景色を見ながら、のんびりと子連れで旅行したい人におすすめですよ!

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