こんにちは〜。Satokoです。
雲南省の大理を観光しようと思っているあなた!
大理に行くなら喜洲もおすすめです。
大理の北、約20kmに位置する喜洲は、茶馬古道の交易で繁栄した小さな街。
今回、我が家が旅行で訪れた白族(ペー族)の暮らす喜洲で必ずやりたい4つのことを紹介します。
大理の観光だけでなく、雲南省のどこに行こうか、何をしようかと考えている方のお役に立てればうれしいです。
是非参考にしてくださいね。
目次
喜洲とは?
喜洲は中国・大理から約20キロほど北上したところにある小さな街です。
街の総人口は約2500人で、そのほとんどが少数民族の白族(ぺー族)と漢民族からなっています。
喜洲は、明の時代に茶馬古道の交易でお茶、大理石、手工芸品を取り引きすることにより繁栄してきました。
街を歩けば、白族(ペー族)の芸術的な装飾がされた大邸宅や民家を見ることができます。
また、街から少し離れると田園風景が広がり、中国ののどかな田舎の景色も楽しめる場所です。
喜洲の場所は?
雲南省大理市に位置する喜洲は、標高2007m、西側の蒼山から2km、東側の洱海からは約1kmと自然環境に恵まれた場所にあります。
大理から喜洲の行き方は?
大理の古城から喜洲までの距離は約30km、車で所要時間40分。
大理の古城から喜洲までは、タクシー、ミニバス、バスを利用する方法があります。
- タクシーなら、料金は約50中国元(人民元)、日本円で約800円。
- ミニバスなら、大理古城から喜洲古鎮まで7中国元(人民元)、日本円で約110円。
- バスなら、大理古城から喜洲古鎮まで5〜8中国元(人民元)、日本円で約80円〜130円。
タクシーは少し料金が高いですが、早くて便利です。
大理に宿泊しているのであれば、ホテルでタクシーを呼んでもらうと安心です。
白族の暮らしがわかる!喜洲でやりたい4つのこと
今回、白族(ペー族)の暮らす喜洲を観光しました。
歴史的、文化的に非常に興味深い場所であったので、喜洲でやりたい、おすすめの4つのことを紹介します。
大理と雲南省観光を考えている方は、是非参考にしてくださいね!
喜洲市場の朝市を観光する!
喜洲古鎮で見逃したくないところといえば、喜洲の朝市です。
白族(ペー族)のカルチャー体験ができるので、かなりおすすめです。
喜洲市場の朝市には、新鮮な野菜、果物、肉、魚、日用品などが並べられ、地元の人たちの食生活、ライフスタイルが分かります。
そこでは、どんなものが見られるか、これから紹介しましょう!
毛豆腐
まずは「毛豆腐」。マオ ドウフーと読みます。
毛豆腐とは、カビに覆われた豆腐のこと。
カビのついた毛豆腐を、そのまま揚げて食べたり、野菜と一緒に炒めて食べるそうです。
唐辛子の香辛料をつけて食べても美味しいとか。
でも、このカビのついたまま毛豆腐を食べると、日本人はお腹を壊すそうですよ。
必ず火の通ったものを食べることをおすすめします。
鶏肉売り場
鶏肉売り場に来ました。
お客さんの選んだ生きたニワトリをヒョイと捕まえて、
グズグズ湯気の立つ写真中の黒いドラム缶に入れていました!
辺りにはニワトリの毛が散乱…。
ニワトリをその場で殺生する習慣がないので、ちょっとびっくりします。
魚をさばく感覚ときっと同じなんでしょうね。
果物売り場
果物売り場です。
りんごやみかんなど、日本で見慣れた果物がある一方で、山査子(さんざし)やザクロなど、なかなかお目にかかれないものも売られています。
唐辛子売り場
唐辛子売り場も見どころです。雲南料理は唐辛子を多用するものが多く、ドライ唐辛子、唐辛子の香辛料、唐辛子入り調味料など、いろいろな種類の唐辛子が売られています。
中国茶売り場
屋台で売ってる中国茶の種類が豊富です。
雲南省はプーアル茶の本場なので、地元民用の値段で安く買えます。
プーアル茶は上海や香港では高級茶として高い値がついています。
しかし、喜洲の市場では10分の1の値段で手に入りましたよ。
ここでは、市場の一部だけしか紹介していません。
もっと知りたい方は、是非喜洲市場へ行ってみるといいですよ!
ご当地グルメ喜洲粑粑(ババ)を味わう!
喜洲は、中国式ピザとして知られている喜洲粑粑の本拠地です。
地元の人の軽食として食べられています。
喜洲粑粑。 pic.twitter.com/XTBSa3wslU
— 地沟沟 (@digougou) 2018年8月8日
喜洲粑粑は、小麦粉に青ネギ、塩、コショウを加えた生地に、ハムやひき肉、ブラウンシュガーを加え、ごま油を入れた鉄板で焼いたもの。
外はパリッと、中はもっちりとした食感です。
甘い味噌味のもの、ひき肉の入った塩味のものがあります。
屋台や食堂で見つけたら、是非試食してみてくださいね。
小腹が空いた時におすすめです!
藍染のお土産を探す!
喜洲の旧市街を歩くと、たくさんの藍染の商品を販売している家族経営のお店があります。
テーブルクロス、ベッドカバー、クッションカバーなど、おしゃれな藍染製品が安く手に入ります。
写真の藍染も左から一枚50中国元(日本円で約800円)、60元(日本円で約960円)、40元(日本円で640円)。
とっておきの掘り出し物が見つかりますよ。
地元の少数民族白族(ぺー族)の衣装も手に入り、パーティ用やおしゃれ着としても活用できます。
藍染以外にもフェルト生地を使ったお土産も人気がありおすすめです。
白族(ぺー族)の伝統的な大邸宅を見学する!
喜洲には、白族(ぺー族)の伝統的な建築様式(白い壁と青い装飾が特徴)で建設された大邸宅が88もあります。
色とりどりの絵、庭、大理石でできた装飾、ひさしのついた屋根などがある豪邸も見どころです。
まとめ
いかがでしたか?
『【大理の観光】白族の暮らしがわかる!喜洲でやりたい4つのこと』を紹介しました。
- 喜洲市場の朝市を観光する!
- ご当地グルメ喜洲粑粑を味わう!
- 藍染のお土産を探す!
- 白族(ぺー族)の伝統的な大邸宅を見学する!
喜洲は、大理の古城ほど観光地化されていないので、静かな街歩きが楽しめます。
2〜3時間もあれば十分観光できますが、喜洲市場の朝市やお土産探しなど、見どころがいっぱいです。
今回の紹介した喜洲でやりたい4つのことに興味のある方には、ホテル『リンデンセンター』がおすすめです。
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宿泊者には市場や大邸宅を巡るフリーツアーを開催しています。
ガイドさんもついているので楽しく街歩きができますよ。
興味のある方は、中国・大理の宿泊はリンデンセンターがおすすめ!6つの魅力を紹介の記事を参考にどうぞご覧ください。