高校生の一人旅って大丈夫?突然、息子が出かけて分かった6つの事実

こんにちは!Satoko です。
今年のゴールデンウィーク2日目、高校生の息子が突然一人旅に出かけました。
朝起きると食卓の椅子の上に愛用のバックパックとショルダーバック。
もしかして…一人旅!?
察した私は、
どこに行ってもいいけれど、心配だから夜に一度連絡してね
そう伝えると息子はニヤリ。
これは本気だ!
と慌てました。
それで急遽、一人旅を許可する同意書を主人に書いてもらい送り出しました。
高校生の学校生活って忙しいですよね。
朝から晩までずーっと学校。家にあまりいないから、何を考えているかもわからない。
そんな息子が突然一人旅をするっていうから、どこに行くのか、何をするのか、いつ帰って来るのかも全くわかりません。
でも、きっと何かを求めているのかな?
そう思って送り出してしまいました。
ゴールデンウイークも残りわずかですが、息子はまだ旅の途中です。
子供が一人旅に出かけると、親も幸せな気分になれる…今、そう実感しています。
今回の記事では、高校生が一人旅に出かけるときに最低限必要なもの、子供との約束ごと、一人旅に出かけてから分かった6つの事実を紹介します。
是非、いつの日か一人旅に出かけたい!という子供がいる親御さんの参考にしていただけるとうれしいです。
目次
高校生の一人旅に最低限必要なもの
高校生の息子が突然一人旅に出かけると聞いて、出発30分前に大慌てした母親です。
未成年の一人旅なので、最低限でも次の4つがあると親として安心です。
- スマホ
- 同意書
- 保険証
- お金
スマホ
いつでも連絡が取れるよう必須です。
同意書
未成年なので、親が一人旅を認めることを証明する一筆を手書きで準備、万が一のために子供に持たせました。
内容は、親の名前、連絡先、サインと、親の運転免許証のコピーを添付しておきました。
保険証
今回、突然の一人旅で保険証を手渡すのを忘れてしまいました。子供の一人旅には忘れずに、持たせましょう。
お金
多少とも必要です。
「300円だけ頂戴」と言っていたので、300円しか渡していませんが、本当はお金を少し持たせた方が親としては安心できます。
出発前に子供と相談するといいですよ。
最低でもこの4つがあれば安心して送り出すことができます。
一人旅で子供とした約束は?
1日一度、どこにいるか連絡をすること。
毎日、居場所がわかる写真が一枚送られてきています。
写真をみて『今、大阪ね〜』と確認してました。
息子一人旅6泊7日、移動方法は?宿泊は?
毎日、写真一枚からの連絡でわかる行動は下記の通りです。
1日目 自宅ー新宿ー大阪(深夜高速バス)
2日目 奈良 ゲストハウス
3日目 奈良
4日目 奈良ー博多
5日目 博多
6日目 博多
7日目 ?
移動には高速バス、宿泊はゲストハウスを利用しています。3日目以降は、正直どのように移動して、どこに泊まっているか不明です。
7日目の今日はどこにいるのでしょう?笑。
一人旅に出かけて分かった6つのこと
高校生の息子が一人旅に出かけてから、親としてはじめて分かった6つの事実をお伝えします。
巣立ちはある日突然やってくる
一人旅は何歳から大丈夫?と聞かれたら、本人の心の準備ができたときと答えます。
子供の一人旅の日は、ある日突然やってきます。
息子は今16歳。今月17歳になります。
「一人旅」というと、20歳くらいから始めるものだろうと思っていたので、その行動力には驚きました。
年齢では測れません。
周到に準備されていた
ゴールデンウィーク中なのに、突然一人旅してどこに泊まるのかな?
交通手段は何を使うのかな?
本人が何も伝えなかったのでちょっと心配しましたが、心配無用でした。
一人旅はバスに乗ったり、ゲストハウスに泊まっていたり、きちんと計画されていました。
行き当たりバッタリの旅行ではなかったので、さすが高校生と実感しました。
一人旅なのに親も楽しい
親として子供の一人旅に不安もなく送り出せたのが驚きです。
子供が一人旅に行くなんて、先週の日曜日まで考えたこともありません。
でも実際送り出してみると、今日はどこで何をやっているんだろうと想像したり、時々送られてくる一枚の写真から居場所をつかんだり。こちらも楽しませてもらっていることに気がつきました。
子供が留守にしていることでもっと寂しく感じるのかなと思いましたが、ものすごく晴れ晴れした「やった〜!」という気持ちでいっぱいです。
唯一の心配ごとは不慮の事故に巻き込まれないようにと願うばかり。
自分の世界が広がっていることを実感
時々、元気?とか、どこにいるの?とかちょっとスマホでメッセージを送っても、息子の返答は全くありません。
俺の時間を邪魔するなと言わんばかりです。
2泊3日くらいで帰ってくると思っていましたが、4日経っても5日経っても帰ってきません。
既に今日で7日目。
いつ帰ってくることやら。
自分で旅する楽しみがわかる年齢になった証です。
便利な時代になった
自分が高校生であった30年前、旅行といえば、ホテルに泊まるか、親の会社の保養所に泊まるか、民宿に泊まるかの3択でした。
今はスマホで調べれば、一人旅のやり方が簡単にわかります。
心配なことがあれば、スマホですぐ連絡が取れます。
本当に便利な時代になりました。
子育て卒業のとき
まだ息子は成人式を迎えていません。
でも今回の一人旅のお金を自分でためて、一人で全て実行できるようになっていました。
親として、これほどうれしいことはありませんよ。
ガッツポーズしたい気持ちでいっぱいです。
あとは無事に帰ってきてねと願うばかりです。
まとめ
いかがでしたか?
ある日突然子供が一人旅に出かけたらどうなるか、なんとなく想像できましたか?
高校生で一人旅って大丈夫かなとちょっと心配しましたが、自分で計画して楽しんでいる様子を知って、親の気付かないうちに成長しているんだなぁと実感しています。
安全が一番ですが、子供が一人旅に出たいと言った時はぜひ応援してあげてくださいね!
作家・元外務省主任分析官の佐藤優さんが高校一年生の時に東欧を一人旅した時の40日間の旅行記です。
『高校入学のお祝いに』と両親からもらった当時の浦和高校の3年間の授業料の10倍以上になると思われる旅行費用を使って、一人旅をしたというから、驚きです!
興味のある方は、参考までにどうぞ。
お〜い、息子よ!
ちゃんと帰ってくるんだよ〜!
続きは子供の自立に効果あり!高校生が一人旅できるようになる家族旅行とは?の記事もどうぞ!