はじめてのウラジオストク旅行。
- ロシアを子連れで旅行して本当に楽しめる?
- 個人手配でウラジオストクを旅行できるのかな?
- ロシア語がわからないし、安全面も心配
はじめてのロシア、はじめてのウラジオストク旅行なら、なおさらですよね。
しかもロシアは『地味』『重厚』というイメージがあり過ぎて、子供と楽しめるかもちょっと疑問…。
でも、子連れでウラジオストクを旅行してみて、ロシアのイメージが変わりました。
地味じゃなくて、シック
重厚じゃなくて、伝統がある
全てに気品がある
ロシアはそんな国でした。
そんな素敵な国に、日本から直行便で2時間半で行けます。
子供にヨーロッパの雰囲気を体験させるのに、身近でおすすめできる旅行先です。
この記事では、子連れでウラジオストクを旅行して気づいたことをまとめてみました。
子連れでウラジオストク旅行を考えている方の参考になれば幸いです。
目次
レンタカーはおすすめしない
ウラジオストクの観光に、レンタカーを借りることを考えました。
でも、
レンタカーを借りないで正解
でした。
現地のタクシーに乗ってわかったのですが、道路事情が日本とかなり違いました。
高速道路でさえ、
- 凹凸がある
- 排水事情が悪い
- 突然車線変更してくる
- ウインカーを出さない
- スピードが時速130km
など、
現地で生活して運転事情を知らないと大事故につながりかねない
と感じました。
観光には、
- バスやタクシーなどの公共交通機関を使う
- チャーター車を利用する
のが安全です。
ウラジオストクのタクシーは英語が通じないので、ホテルまでの送迎は事前に手配しておくと安心ですよ。
ガイド付きツアーを利用する
我が家はウラジオストク郊外にあるルースキー島をハイキングする際、英語のツアーに申し込みました。
参考記事:ルースキー島をハイキング!ウラジオストクの郊外観光ツアーおすすめ
ガイド付きのツアー(英語)に参加して良かった点は2つ。
一つ目は、
車を運転しないと行けない場所に案内してもらえた
二つ目は、
- ルースキー島ハイキング
- グラスビーチ
- ロシアレストランで食事
- トカレフスキー灯台
- 鷲の巣展望台
を1日で効率的に観光できた
ということがあります。
ただ英語のガイドさんだったので、
- 日本語の話せるガイドさんなら、歴史・文化・生活について、もっと詳しく理解できる
- 子供も話している内容がわかって、楽しい
とも、思いました。
ウラジオストク観光で日本語の貸し切りチャーター車を利用すれば、
- ウラジオストクの要所、要所を車で楽に移動できる
- 観光名所の説明を日本語で聞ける
- 雨の日は移動時に濡れなくて良い
- 家族の体調が悪くなったりしても、チャーター車なら臨機応変に予定を変えられる
など、メリットがあります。
ちょっと高いかなとも思うかもしれません。
でも、ウラジオストクは英語表記のない場所やお店もあったので、ガイドさんがいれば安心して子連れでも観光できますよ。
雨が降ると8月でも肌寒い
ウラジオストクの旅行には、
長袖+ウインドブレーカー
を持参しましょう。
我が家がウラジオストクの子連れ旅行に出かけたのは8月のお盆シーズンです。
ウラジオストクに6泊7日の滞在中、雨が降らない日はたったの1日でした。
日差しがあれば、Tシャツ一枚とジーパンで過ごせます。
ただし、雨が降って濡れると8月でも肌寒く感じます。
靴は二足あると便利
ウラジオストクを旅行するなら、
歩きやすい靴が二足あると便利
です。
理由は2つ。
一つ目は、
ウラジオストクは坂道が多い!
海辺を歩く以外は、坂を登るか降るかのいずれかです。
歩きやすい運動靴やハイキングシューズを履くのをおすすめします。
もう一つの理由は、
雨対策のため
です。
我が家がウラジオストクを旅行中、雨が降り続きました。
そんなに大雨でもなかったのですが、ウラジオストク中心部の地下道は水が溢れ、長靴が必要なくらいになります。
子供をおんぶして地下道を歩いているお母さんもいました。
道路も排水が上手くできていないのか、あちらこちらに水たまり。
子供の履いていた運動靴はびしょびしょで、乾かすのに苦労しました。
現地で靴を買おうと思っても、日本と同じような子供用の運動靴は手に入りません。
雨に濡れると身体も冷えるので、靴は二足あると助かりますよ。
ちなみに私は、この旅行の後でゴアテックスのトレッキングシューズを購入しました。
雨にも強く、街歩きにも使えるのでおすすめですよ。
参考記事:メレル・モアブ2(レディース)を履いたら毎週ハイキングしたくなった!
道路の横断が難しい
ウラジオストクの道路は信号があまりないので、道路を渡るのが難しい
です。
道路を横断するときは、標識を探しましょう。
下記の写真のように、
横断歩道には標識があります。
標識のある場所なら、歩行者優先で車もスピードを落としてくれるので横断しやすくなります。
標識のない場所で道路を横断するのは、車がスピードを出しているので結構危ないです。
道路の横断はくれぐれも注意が必要です。
ウラジオストクの治安は良い
ウラジオストクの街を歩いていても『身なりが悪い』『ちょっと怪しいなぁ』と思うようなこともありませんでした。
- 夜はむやみに外出しない
- 貴重品の管理に気をつける
- 人が通らないような場所は歩かない
など、日本とは違うと意識すれば、過度に不安に思うこともありません。
ウラジオストクのビザは、出国時にも必要
ウラジオストクを旅行する際はビザの申請が必要で、空路と航路の入国に限り電子簡易ビザがネットで申請できます。
電子ビザはウラジオストクに8日間まで滞在可能で無料、申請から4日以内に発行されます。
電子ビザは印刷するかスマホに保存して入国の際、イミグレーションに提出しますが、出国の際もビザは必要になります。
主人は入国後にビザを捨ててしまい、出国時に審査官に問われることがありました。
厳しく問われることはありませんでしたが、慌てないためにもビザは出国まで所持しておくのがベストです。
子連れウラジオストク旅行の魅力とは?
ロシアのウラジオストクに子連れで行って何か楽しめるの?
と疑問に思うかもしれません。
子連れウラジオストク旅行の魅力を3つあげるなら、
- 子供も味わえる美味しい食べ物
- 親子で楽しめるサーカス
- お土産探し
ウラジオストクは食べ物が美味しい!
- きれいにトッピングされたエクレア
- 濃厚な味のアイスクリーム
- スーパーで売られているたくさんのチョコレート
- ロシア風揚げパン・ピロシキ
など、あれもこれも食べてみたくなるものばかりです。
お腹いっぱいに大きなカムチャッカカニを食べたり、スーパーに売っているイクラの缶詰も子供に大好評でした。
ウラジオストクの料理については ウラジオストクで食べなきゃ損!美味しかったおすすめ料理10選!の記事が参考になります。
ウラジオストク観光では親子でサーカスも楽しめる!
サーカスはロシア語がわからなくても、空中パフォーマンスや動物のショーは大人も子供も楽しめます。
地元の子連れファミリーにも大人気。
ショーの前に踊り場で行われる縁日のような催しでは、ポップコーンや風船などが販売され家族で楽しめますよ。
ウラジオストクのサーカスについての詳しい情報は、ウラジオストクのサーカスに行こう!チケット購入から楽しみ方まで紹介の記事が参考になります。
ウラジオストクは子供とお土産探しも楽しい!
ロシアのお土産はブランドものはあまりありませんが、白樺細工やマトリョーシカなど素朴な手作り工芸品に魅力があります。
スーパーに売っているチョコレートも種類が豊富で安いので、子供も喜びますよ。
ウラジオストクのお土産については、ウラジオストクのお土産10選!チョコレート・雑貨・コスメなど紹介!の記事も参考にご覧ください。
ウラジオストクの旅行の手配は?
ウラジオストクの旅行の仕方は、
- ツアーに参加する
- 個人手配する
のいずれかです。
ツアーに参加するなら、大手旅行会社HISのツアーが食事・宿泊料込みでお得なものも多いのでチェックしてみるといいですよ。
ちなみに我が家は自分で航空券と宿泊を手配して旅行をしました。
航空券はスカイチケットというサイトを利用して購入しました。
自分の欲しい航空券が素早く検索でき、お得な料金なのでおすすめです。
宿泊はBooking.com を利用して 2 Level 4BD 2BA, Downtown Apartment に宿泊しました。
地図でオスチと記されている場所がアパートのある場所です。
》》Booking.com で 2 Level 4BD 2BA, Downtown Apartment をチェック
ウラジオストクの中心地からは、少し離れてバスで10分。
歩いてすぐの場所に、バス停、食堂の『Republic』、コンビニがあります。
サーカスの劇場も歩いて100mの距離です。
アパートに宿泊すると新鮮なシーフードの配達がお願いできます。
タラバガニを2キロ、ウニを400グラム注文して、家族5人で食べました。
一人当たり1200円くらいでお腹いっぱい食べられましたよ。
アパートの最上階でエレベーターがないので、スーツケースを運ぶのが少し大変ですが、部屋が広々としてとても快適。
宿のオーナーはロシア人ですが、英語が話せます。
日本好きなオーナーさんでした。
》》Booking.comで 2 Level 4BD 2BA, Downtown Apartmentをチェック
ウラジオストクの街に宿泊するなら、街の中心地が観光に便利でおすすめですよ。
まとめ
この記事では、【ウラジオストク子連れ旅行】観光してみて気付いたこと7つ、についてまとめてみました。
子連れで旅行して気づいたことは、
- レンタカーはおすすめしない
- ガイド付きツアーを利用する
- 雨が降ると8月でも肌寒い
- 靴は2足あると便利
- 道路の横断が難しい
- ウラジオストクの治安は良い
- ウラジオストクのビザは出国時にも必要
以上の7つです。
ウラジオストクは安・近・短でヨーロッパの雰囲気が楽しめる素晴らしい旅行先です。
日本から直行便で楽にいけるので、ぜひご家族で行ってみてください。
きっと楽しい旅行になりますよ。