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香港の歴史観光に龍躍頭ヘリテージトレイルをオススメする3つの理由

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龍躍頭アイキャッチ
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はじめまして!Satokoです。 子連れアドベンチャー旅行専門家。 北はアラスカから南はオーストリア・カンガルー島まで、アジアを中心に子連れで14ヶ国訪問済。 自然豊かな場所での生活を夢み神奈川から群馬へ引っ越したものの、主人の転勤で大都会の香港へ。右往左往の子連れ香港駐在生活を4年3ヶ月送り、2018年3月、日本に帰国。現在、群馬県在住。 子連れ冒険国内・海外旅行、香港駐在生活、生活に役立つグッズや情報などを発信しています!
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こんにちは〜。Satokoです。

高層ビルに囲まれ通りには華やかな看板が並び、2階建バスやトラムが行き交う香港。

香港に何度も遊びに来ていて、ショッピング、グルメ、ホテルも一通り満喫。

香港って刺激的!

だからやめられないのよね〜。

 

「そろそろ香港の新しい一面を発見したいなぁ」

と思っているあなたに、中国の歴史と深い関わりのある

香港・新界のヘリテージトレイル

『龍躍頭(Lung Yeuk Tau)』

を紹介します。

 

なぜこのトレイルをオススメするのか。

それは中国の王族の血筋を引いた一族が移り住んだ村があるからなのです。

このヘリテージトレイルを歩くと、村の風格を肌で感じられるでしょう。

キラキラ、ピカピカの香港の街とは全く異なる香港郊外の村。

「ここ本当に香港なの?」

と思えるくらい、街の雰囲気が違います。

 

香港の新しい発見をしたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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龍躍頭(Lung Yeuk Tau)とは

龍躍頭は新界北東部の住宅、商業地区の粉嶺(Fanling)郊外にある村の名前です。

昔、近くの山に跳ねる龍が生息していたという伝説があり、そこから『龍躍頭』と名付けられました。

龍山(dragon mountain)とも言われています。

 

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龍躍頭ヘリテージトレイルへの行き方とコース

龍躍頭の行き方

  1. 東鐡線MTRの粉嶺(Fanling)駅下車。
  2. 駅前のバスターミナルからグリーンのミニバス54K(粉嶺ー龍躍頭巡回)乗車。
  3. 粉嶺崇謙堂を下車。

バス停の降りる場所がわからない時は、乗車の際、行き先を紙に書いて運転手さんに渡すと安心です。バス停を降りた景色

バス停を降りると、こんなのどかな農村の風景が広がっています。

「香港に畑!」

とは想像つきませんよね。

粉嶺一帯は農業が盛んで、香港といえどもまだまだこのような土地が残っています。

 

龍躍頭ヘリテージトレイルのコース

コースは①〜⑩、全長2.6kmのトレイルです。

①基督教香港崇真会粉嶺崇謙堂
②石盧(Shek Lo)
③麻芴圍
④老圍
⑤天后宮(Tin Hau Temple), 松嶺鄧公祠(Tang Chung Ling Ancestral Hall)
⑥東閣圍
⑦永寧圍
⑧善述書室
⑨新圍
⑩小坑村

今回紹介するのは①〜⑤。

香港政府観光局もオススメしているコースです。

出発は、①基督教香港崇真会粉嶺崇謙堂です。

教会の写真

①〜⑤はそれほど距離はないのですが、じっくりみて回ると思ったよりも見学に時間がかかります。 近くに食事をするような場所もないので、飲み物と必要であれば軽食を持参しても良いかも。

興味のある人はぜひ①〜⑩にチャレンジしてみてくださいね。

 

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龍躍頭に行くべき3つの理由

龍躍頭のヘリテージトレイルをオススメする3つの理由を紹介します。

 

中国と深いつながりのあるタン一族の歴史がわかる

龍躍頭は新界で歴史的に影響力のあった5代一族のひとつ、タン一族とつながりが深い村。

タン一族は江西省江西の出身。

13世紀、中国の南宋朝初期(日本の平安時代末期から鎌倉時代の頃)、モンゴル軍に追われた南宋王朝の王女がタン一族の元に避難して一族の男と結婚しました。

 

その子孫が13世紀、元朝終わりのころ、中国から龍躍頭の村に移り住みました。

タン一族は王族の血筋を引いた自分たちのアイデンティティーの維持に努めていて、一族に関わりのある村、建築物、風習などを大切に守ってきました。

現在の龍躍頭には、タン一族の子孫だけでなく、少数の客家、そして広東語を話す新しい住民も暮らしています。

 

壁で四方を囲まれた村が点在している

龍躍頭では、圍(わい)のある村を見ることができます。

タン一族の子孫たちは龍躍頭に11の村を作り、そのうちの5つに圍があります。

『圍(Wai)』って何か知っていますか?

satoko

 

圍とは中国語で、周りを囲む、取り囲むという意味です。

龍躍頭の圍の付く麻芴圍、老圍、東閣圍、永寧圍、新圍は頑丈なレンガで四方が囲まれ、その中に住民の家が建てられています。

麻芴圍の写真

トレイルで最初に見られる麻芴圍。

壁に囲まれた中に住宅が並んでいるのがわかりますね。

壁の中の写真

正面入口にある赤いレンガの標識には「鬱葱(Wat Chung)」の二文字が彫られています。

これは春にネギが育つようにとの願いが込められているそうです。

昔から農業が栄えていて元の名前は 鬱葱圍(Wat Chung Wai)であったとも言われています。

 

圍の特徴として、盗賊から身を守るために住宅の周囲を壁で囲い、入口には頑丈な鉄格子が設置されています。

昔は四方に見張りの塔を建て外敵の侵入を防いでいましたが、現在その塔は残念ながら残っていません。

 

タン一族によって最初に建てられたのが、老圍です。

老圍の写真

以前、老圍の入口は北に向けられていましたが風水の観点から東門へと変わりました。門の内側には井戸があり、住民の水を供給していた跡もみられます。

現在は一般の人が生活しているので中に入ることはできませんが、タン一族が外敵から分厚い壁で一族の身を守り、結束を強めていたことが感じられる場所です。

 

香港最古かつ最大の祖霊廟がある!

中国の伝統的な村の生活には、祖霊廟、書室、天后寺院の存在が欠かせません。

現代においても龍躍頭では昔の風習を大切にしています。

松嶺鄧公祠 (Tang Chung Ling Ancestral Hall)は、タン一族の創設メンバーを讃える香港最古かつ最大の祖霊廟となっています。

松嶺鄧公祠写真

松嶺鄧公祠の建物の隣には天后寺院があり、天后像が置かれています。

天后寺院

龍躍頭の村では、

  • 旧暦の1月15日、新しく生まれたの男の子を祝うためランタンを灯す
  • 旧暦の2月1日、先祖を崇拝するため精進料理でお祝いをする
  • 春と秋に地域のお祭りをする
  • 漁の守護神である天后の誕生をお祝いする

など、伝統的な昔の風習が今でも大切に受け継がれています。

 

まとめ

いかがでしたか。

王族の血筋を引いたタン一族の移り住んだ龍躍村。

なかなか見どころがあるヘリテージトレイルではありませんか?

香港が大好きな人にぜひ、新たな香港の魅力を発見していただければ幸いです。

以上、『香港の歴史観光に龍躍頭ヘリテージトレイルをオススメする3つの理由』でした。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます!

 

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はじめまして!Satokoです。 子連れアドベンチャー旅行専門家。 北はアラスカから南はオーストリア・カンガルー島まで、アジアを中心に子連れで14ヶ国訪問済。 自然豊かな場所での生活を夢み神奈川から群馬へ引っ越したものの、主人の転勤で大都会の香港へ。右往左往の子連れ香港駐在生活を4年3ヶ月送り、2018年3月、日本に帰国。現在、群馬県在住。 子連れ冒険国内・海外旅行、香港駐在生活、生活に役立つグッズや情報などを発信しています!
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