この記事では、
- 年末年始に香港に滞在する予定の人
- 今年一年、笑う余裕のなかった人
- 思いっきり笑いたい人
を対象に『笑う門には福来たる』場所、萬佛寺を紹介します。
目次
萬佛寺とは
月渓法師が1957年に建立したお寺です。
お寺の名前の由来は、本堂に約13000体の小さな仏像が収められているところから萬佛寺(英語名 Ten Thousand Buddhas Monastery)と名付けられました。
参道には金ピカに塗られた500体もの等身大の像が並べられ、週末は多くの観光客で賑わっています。
営業時間 9:00〜17:00 休業日 無休
萬佛寺の場所
香港のMTR東鐡線沙田(Sha Tin)駅から徒歩15分の山頂に萬佛寺があります。
萬佛寺のある山頂からは沙田の街並みが一望できます。
山頂と同じか、それ以上の高さの高層住宅も見えますね。
一般的な香港の郊外の街並みです。
萬佛寺の行き方
萬佛寺は沙田駅から歩いていけます。
1. MTR東鐡線に乗って沙田駅下車
2. MTR東鐡線沙田駅、B出口を抜けて左に曲がります。
3. 歩道(Pedestrians)を右に入り、坂道を下ります。
4. 歩道左手には村が見えます。
5. 歩道の突き当たりに横断歩道があります。渡って左に曲がってください。
6. IKEAの看板を右手にそのまま歩道を進みます。
7. 正面に沙田政府合署の建物があります。
8. 建物前の横断歩道を渡り右折、突き当たりを左に曲がると萬佛寺の入口になります。
なぜ萬佛寺が『笑う門には福来たる』場所なのか
笑う門には福来たるは、
『わらうかどにはふくきたる』
と読みます。
笑う門には福来たるとは、いつも笑い声が溢れている家には、自然に幸運が訪れる。明るく朗らかにいれば幸せがやってくるという意味。
また、悲しいこと・苦しいことがあっても、希望を失わずにいれば幸せがやって来るということ。
引用:故事ことわざ辞典
萬佛寺はあなたの気持ちを明るく、朗らかにしてくれるお寺です。
萬佛寺が『笑う門には福来たる』場所なのは、自然と笑みがこぼれる羅漢像が展示されているからです。
年末年始に訪れれば、思わずニッコリ笑ってあなたに幸運を呼び込みます!
500体の中にあなたがいます!
萬佛寺の金色の五百羅漢像。
羅漢とは悟りをひらいた高僧を指します。
五百羅漢とは、500人の羅漢およびその群像。五百羅漢は、仏の滅後に行われた第1回目の結集に集まった仏弟子を指すといわれる。いずれもそれぞれの能力を活かして正法を後世に伝える役割を担っている。深山にこもってひたすら修行に励むその姿は、肉は落ち粗末な衣服を身にまとってはいるけれども、超人的なさまざまな能力を得て、仙境に遊ぶような風貌である。
引用:コトバンク
参道には500体が並んでいます。
意外と坂道はきついので、歩いていると喉が乾きます。
ペットボトルの水を持参して歩くと安心です。
羅漢像は表情が大変豊かで、あなたに似た像が必ずあります。
一体一体を眺めながら、今年の自分を振り返ってみました。
全てを紹介することはできませんが、羅漢像を見ながらあなたも一年を振り返ってみてはいかが?
手が長い像
Facebook, twitter, Instagram、そしてこのブログ。
とにかくなんでも手を出してみました。
自信満々の顔
Zumbaとランニング、ブログ作りに励んだ一年!
ちょっと身体はボロだけど、まだまだいけます。
怒りの像
トイレが詰まったり、流しの水が止まったり、日常茶飯事。
「どうしてこうなの!」
どうしようもない日常の出来事に怒ってばかり。
来年は少し穏やかに過ごしたい。
飲んべえ像
こんなにいっぱいは飲めないけれど、愛着はあるなぁ。
寛容な像
なんでも受け入れたので、おかげで心が広くなった。
グルメな像
鶏の爪、牛の胃袋、魚の胃袋。
なんでも食べられるようになった。
なりふり構わず像
こんなに眉毛は伸びてないけど、
気づいたら今年も終わり。
光陰矢のごとし。
カールおじさんの像
関東からいなくなったと思ったら、カールおじさん!
感謝の像
何事にも感謝が一番と悟りました。
落ち着きのある像
来年は、こんな風に落ち着きのある余裕の顔をしてみたいな。
まとめ
いかがでしたか?
自分と同じ姿の羅漢像を見つけられましたか?
この記事で紹介した羅漢像は、ごく一部です。
萬佛寺を訪れると、あなたの気持ちにふさわしい羅漢像に出会えるでしょう。
『笑う門には福来たる』。
萬佛寺はあなたの気持ちを明るく、朗らかにしてくれるお寺です。
年末年始に香港に滞在する予定のある人は、是非足を運んでみてください。
今年一年笑う余裕のなかった人、おもいっきり笑いたい人はこの記事の写真で笑って、幸運を呼び込みましょう!
以上、『香港・萬佛寺は年末年始にオススメの『笑う門には福来たる』場所!』でした。
読んでいただき、ありがとうございました!