香港生活

香港なのに滝がある!蒸し暑さも吹き飛ぶ新娘潭で子供と水遊び!

新娘譚の写真

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こんにちは〜。Satokoです。

毎年3月の香港は、曇りや雨が多くなり、湿度がグーンと高くなる時期です。

2月まで湿度が低く過ごしやすかった香港も、3月になると濃い霧が発生して湿度が100%になることもあるんですよ。

 

湿度が100%って、一体どんな感じ?と思いますよね。

 

簡単に言えば、雨が降っていないのに路面はビショビショ。

足元に気をつけて歩かないと「ツルん」と滑って転倒することだってあります。

部屋の窓ガラスは指で絵が描けるくらい結露します。

 

この濃い霧が晴れるようになってくると、香港もいよいよ暑くなってきます。

 

暑くなると困るのが、外遊びが億劫になること。

日差しが強く、蒸し暑い香港の夏。

特に5月から10月にかけては、本当に外に出て何かをしようという気が起こらないくらい暑いです。

 

そんな時に、近所の人から子供が水遊びするのに最適な場所を教えてもらいました。

 

これから紹介する記事は、

蒸し暑くてもやっぱり自然の中で遊びたい!

というあなたにおすすめします。

 

川に魚が泳ぎ、蝶が舞い、トンボが飛ぶ…もう、最高!

 

日本では当たり前の自然の風景を香港で体験できますよ。

新娘潭の場所

今回紹介するのは、新娘潭自然教育徑(Bride's Pool Nature Trail)の中にある『新娘潭』です。

新娘潭自然教育徑のトレイルは一周700mと距離はトレイルに及ばないくらい短いですが、水遊びが目的なので距離は全く問題ありません。

 

新娘潭の悲しい伝説

新娘潭の写真

『新娘潭』は美しい滝と水たまりのある場所だけでなく、伝説の残る場所でもあります。

新娘潭の英語名はBride's Poolと言います。

英語のWikipediaでは、新娘潭(Bride's Pool)の伝説と名前の由来について次のように書かれています。

Legend has it that a bride was being carried in a sedan by four porters on her way to meet her groom in stormy weather. As they passed the pool, one of the porters slipped and the bride fell into the pool and drowned. Therefore, the pool was named Bride's Pool in memory of the bride.
引用:Wikipedia

日本語に訳すと次のようになります。

 

嵐の日に、花嫁が4人の担ぎ手のもと、籠に乗って花婿に会いに行きました。

水たまりを通りすぎるとき一人の籠の担ぎ手が滑り落ち、花嫁が水たまりに落ちて溺れてしまいました。

そこから、その水たまりは花嫁をしのび「新娘潭」と名付けられました。

 

香港政府観光局発行の『香港ハイキング&サイクリングガイド』によると、花嫁が溺れたのは花嫁衣装が重かったためと書かれています。

なんとも悲しすぎる伝説が残る『新娘潭』なのです。

 

新娘潭自然教育徑で水遊び!

さて、悲しい伝説が残っている『新娘潭』ですが、日差しが強く、蒸し暑い香港でも水遊びが楽しめる絶好の場所です。

生き物いっぱいの川遊びができます!

新娘潭の川遊び写真

新娘潭自然教育徑入り口の案内板をくぐり、階段を降りていくとまもなく小川が見えるようになります。

水のせせらぎの音と小川で遊ぶ子供たちの歓声を聴いたとき『香港の郊外に遊べる川がある!』とわかって期待がふくらみました。

なぜなら、川で遊ぶのが大好きな我が家。

 

香港で海水浴やハイキングができることは知っていましたが、川遊びは青天の霹靂。

小魚が寄ってくる写真

小川には小魚がいて、裸足になって水の中に入ると足に寄ってくるではありませんか。

これは、かつて水族館で体験したドクターフィッシュでは?と思うほど、足をくすぐります。

川の水でひんやり涼みながら、見慣れないトンボや蝶が川の上を舞います。

川遊びをする親子の写真

周囲は森に囲まれているので、ほどほどに日差しが遮られ川沿いのそよ風も心地良し。

山や川にいる生き物に触れ合えるのでヒーリング効果抜群です。

貝の写真

 

ただし、ここの川。

遊泳禁止の看板が出ています。

大人が安全を絶えず確認しながら、自己責任で楽しく遊びましょうね。

 

新娘潭に流れる滝も見どころ!

Bride's Pool Nature Trailの写真

川遊びがひとまず終わったら、トレイルを歩いて滝を見にいくのもオススメ。

 

15mの高さの滝の上から下をチラッとのぞくと、あまりの高さに暑さも忘れてしまいます。

下に気を取られて、滝から落ちないようにしましょうね。

キャニオニングをする人の写真

勢いよく流れる滝の上から、地元の男女のグループがロープを使って滝を降りていました。

ロープを使って滝を降りたりするレジャーをキャニオニングというのですが、新娘潭の滝はキャニオニングを楽しむのにぴったりの場所のようです。

 

滝の下へ歩いていくと花嫁が溺れて亡くなったと言われている滝壺は、飛び込みを楽しんだり、泳ぎを楽しんだりする人で賑わっています。

新娘潭の写真

新娘潭の滝壺は大人には水遊びスポット、家族連れには絶景スポットとして自然を満喫できます。

 

新娘潭の行き方

ミニバスの案内写真

東鐡線・MTR大埔墟駅(Tai Po Market)出口Bの改札を出て、正面の地下道へ進みます。

最初のT字路に写真のようなバスの案内があります。

そこを左に曲がり、20Rのミニバスで新娘潭自然教育徑下車。

約40分です。

 

日曜・祝日は275Rのバスもあります。

バスの案内写真

新娘潭バスターミナル下車。

バス乗り場は、上記T字路を右に曲がるとあります。

 

まとめ

いかがでしたか?

香港が蒸し暑くなるのはまもなくです。

暑いからといって、エアコンの中で過ごしてばかりいないで、たまには天然のクーラーで涼んでみるのも健康的でオススメです。

以上、『香港なのに滝がある!蒸し暑さも吹き飛ぶ新娘潭で子供と水遊び!』でした。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

 

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