ボルネオ島

【ボルネオ旅行】子連れの個人手配で6泊7日観光してみた感想と注意点

ボルネオ子連れ旅行アイキャッチ画像

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子供と一緒にウミガメをみたい!

野生動物をたくさんみたい!

そう思い選んだのがボルネオ島への旅行です。

 

アジアで野生動物を見るならボルネオ島!

我が家はボルネオ島に個人手配で6泊7日の旅行をしました。

 

我が家の個人旅行の感想は、

動物をみるだけなら完璧

でしたが、

安全面から反省点が多かった

のも事実です。

この記事では、個人手配でボルネオ島を子連れで旅行したときの感想と注意点をまとめています。

  • 個人手配で子連れボルネオ旅行を考えている方
  • ボルネオ旅行の内容を考えている方
  • ボルネオ旅行の日数に悩んでる方
  • ボルネオの治安を不安に思っている方
  • 子連れボルネオ旅行の食事や持ち物について知りたい方

以上の方の参考になれば幸いです。

ボルネオ旅行が子連れにおすすめの理由

ボルネオのジャングルにいる写真

子供と一緒にボルネオに旅行したい!

そう思うなら、理由がありますよね。

私がボルネオを子連れにおすすめする理由は3つあります。

子連れでも野生動物が簡単に観察できる

ボルネオにはオランウータン、天狗ザル、カニクイザル、ボルネオゾウなどの野生動物がジャングルに生息しています。

リバーサファリの写真

野生動物をボートに乗って観察することができるので、体力のない子供でも楽しめます。

檻の中にいない動物がみられる機会って、ないですよね。

見たこともないようなカラフルな鳥や珍しい蝶や植物にも出会えるんですよ。

日本から一番近い場所で多くの野生動物が観察できる

ボルネオゾウの写真

私たち夫婦は子供が生まれる前に、アメリカの国立公園で野生動物を観察する楽しさを知りました。

自分たちの子供にも楽しさを教えてあげたい!

と思っていましたが、

アメリカは

  • 日本から遠い!
  • 時差もある!
  • 航空券も高い!

三拍子揃って、簡単に家族で行ける場所ではありません。

アフリカのサファリも同じです。

 

その点、ボルネオのコタキナバルなら、

  • マレーシア航空直行便で約6時間半
  • 時差は1時間
  • 航空券も大人1名往復で6万円前後

ツアーなら大人1名5日間で5万円前後で行けます。

ボルネオは近場で野生動物が観察できる場所なんですね。

イスラムの文化を体験できる

マレーシアの国教はイスラム教で、ボルネオのコタキナバルには2つのモスクがあります。

お祈りの方向を示した天井の写真

ヒジャブを被った人たち、レストランの食事のメニュー、お祈りの方向が記されたホテルの室内の天井など、あらゆるところで日本との違いが発見できます。

  • ボルネオは野生動物が手軽に観察できる
  • 日本から近く、時差も少ない
  • イスラムの文化が体験できる

という3つの理由で子連れにおすすめなんです。

ボルネオ子連れ旅行6泊7日のスケジュールと注意点

ボルネオ子連れ旅行の写真

我が家がボルネオを個人手配で旅行したときのスケジュールとその時の注意点を紹介します。

個人手配の旅行なので、全ての人の参考にはなりません。

でも、

子連れでボルネオを旅行する際の注意点はわかります。

我が家のボルネオ子連れ旅行の目的は2つでした。

  • ウミガメの産卵を見ること〜リバラン島(Libaran Island)
  • ボルネオのジャングルで野生動物をみること〜キナバタンガン流域のビリ(Bilit)

この2つの目的を叶えるために、ボルネオのコタキナバルから飛行機で約40分、東に移動したサンダカンへ行きました。

6泊7日の旅行のスケジュールは以下の通りです。

1日目 コタキナバル着(コタキナバル泊)

2日目 サンダカンへ飛行機で移動(サンダカン泊)

3日目 ウミガメ観察のためサンダカンからリバラン島(Libaran Island)へ、ボートで移動(リバラン島泊)

4日目 野生動物観察ができるビリ(Bilit)へ、サンダカンからバスで移動(ビリ泊)

5日目 リバーサファリ(ビリ泊)

6日目 ビリからバスでサンダカンへ、空路コタキナバルへ移動(コタキナバル泊)

7日目 コタキナバル発

これから内容について詳しくみていきます。

旅行を計画するときの参考にしてみてください。

 

1日目 コタキナバル着(コタキナバル泊)

コタキナバルを空から見た写真

コタキナバル到着後は、翌日の移動に備えてホテルでゆっくり休みました。

宿泊したホテルは『ホテルシックスティ3』。

綺麗で部屋が大きいのでファミリー向けです。

主要な観光スポットにも近くて便利なホテルです。

2日目 サンダカンへ飛行機で移動(サンダカン泊)

コタキナバルから空路で約40分のサンダカンへ移動しました。

サンダカンは海に面した小さな街で多くのホテルは海沿いに位置しています。

サンダカンのゲストハウスの写真

サンダカンでは『シービューサンダカンバジェット&バックパッカーズホテル『Sea View Sandakan Budget &Backpackers Hotel』に宿泊しました。

残念ながら現在は閉鎖されています。

サンダカンの街の写真

サンダカンの街はこじんまりとしていますが、ショッピングモール、飲食店、市場があり、イスラムの雰囲気を肌で感じることができる場所です。

 

また、周囲に広がる大自然もサンダカンの見どころです。

オランウータン、テングザル、ウミガメなどの野生動物保護区があり、セピロックのオランウータンリハビリセンターは人気の観光地となっています。

 

3日目 ウミガメ観察のためリバラン島(Libaran Island)へボートで移動(リバラン島泊)

旅先の治安はしっかり調べるべきと反省しました。

理由は、外務省の海外安全ホームページで危険レベル3の場所だったのです…。

 

ウミガメが上陸すると言われているリバラン島へサンダカンから1泊2日のキャンプにツアーで出かけました。

リバラン島では三食付きのキャンプに滞在。

リバラン島の写真

ビーチで泳いだり、島の住民の暮らしやウミガメの上陸するところを見学したり、観光内容としては大変満足する所でした。

リバラン島に興味のある方はボルネオのリバラン島でウミガメに出会う旅。一泊二日グランピング体験の記事を参考にしてください。

リバラン島の写真

私たちがリバラン島滞在中にもっとも驚いたのは、

島に銃を持った私服警官が二人いた!

という衝撃の事実です。

 

島を離れてからわかったことですが、リバラン島を含む周辺一帯はフィリピンとの国境に接していて、身代金目的の誘拐が多発している地域でした。

 

外務省の海外安全ホームページで危険レベル3の場所だったのです…(反省)

》》外務省海外安全ホームページでリバラン島の危険度をチェック

 

危険を知らないから旅行できたようなもので、危険を知っていたら子連れの旅行先としては選んでいなかったと思います。

初めての場所だからこそ、旅行先の治安はしっかり調べるべき、

と反省した1日でした。

 

4日目 野生動物観察ができるビリ(Bilit)へバスで移動(ビリ泊)

地図だけでは道路状況は判断できない。

リバラン島の観光を終え、サンダカンから野生動物観察のためビリ(Bilit)へ大型バスで移動しました。

サンダカンから宿泊先のネイチャーロッジキナバタンガンまでの距離は約80km。

グーグルマップでは車で1時間半の距離です。

しかし実際バスに乗ってみると、

  • 道路は一車線
  • 舗装されてはいるが、でこぼこ道
  • 時速は体感で40km

という感じで到着に3時間もかかり、かなり疲れました。

地図から実際の道路状況はわからないということを学びました。

 

オランウータンの写真

ビリで宿泊したのは、ネイチャー ロッジ キナバタンガン。

朝と夕方の1日2回、2時間のリバーサファリが体験できる宿です。

イスラムの礼拝の時間になると、ジャングルのどこからか礼拝を呼びかける音楽が流れて異国情緒満点。

ボルネオゾウをはじめとして、オランウータン、テングザル、カニクイザル、ワニと色々な野生動物に出会えましたよ。

宿泊施設については、ボルネオのジャングルでエコフレンドリーホテルに泊まってみたの記事で詳しく紹介しています。

 

5日目 リバーサファリ(ビリ泊)

リバーサファリの写真

ネイチャーロッジキナバタンガンに宿泊、リバーサファリを体験します。

朝のリバーサファリは5時半からスタートなので、小さな子供だと起きるのが大変かもしれません。

朝霧漂うキナバタンガンで幻想的なリバーサファリが体験できます。

リバーサファリの内容については、野生動物に出会うならボルネオ島キナバタンガン川がオススメ!の記事を参考にどうぞ!

6日目 ビリからバスでサンダカンへ、空路コタキナバルへ移動(コタキナバル泊)

往路と同じ道を通って、チャーターバスでサンダカンへ移動し、空路でコタキナバルへ移動。

帰りのチャーターバスの中で子供が気持ち悪くなり、嘔吐してしまいました。

舗装状態の悪い道のりをドライブで3時間は子供にはちょっと大変でした。

酔い止めとビニール袋があるといいです。

 

コタキナバルの宿泊は、初日に宿泊した『ホテルシックスティ3』

広々としているので、子供にも評判がよかったです。

7日目 コタキナバル発

コタキナバル発

 

ボルネオ旅行の服装のおすすめは?

ここからはボルネオを旅行するときの服装についてお伝えします。

ボルネオのあるマレーシアは国教がイスラム教です。

  • 派手な格好はしない
  • 肌はできるだけ見せない

の2点を意識すれば、大丈夫です。

ジャングルでの服装は?

ジャングルでの服装は、虫刺されから身を守るために

  • 長袖
  • 長ズボン
  • 虫除け

が、基本です。

ツバのあるサファリハットも必要です。

頭上から落ちてくるマダニなどの有害な虫から身を守れます。

 

ジャングルに滞在するときの準備についてはボルネオの子連れジャングル旅行に必須の持ち物の記事にまとめてあります。

ぜひ参考にご覧ください。

リバーサファリの服装は?

リバーサファリでは、ボートに乗って川を上り、野生動物を観察します。

リバーサファリの服装の写真

ボートはかなりスピードをあげて走るので、特に朝のクルーズでは肌寒く感じます。

ジャングルでの服装に、一枚ウインドブレーカーを羽織る

といいでしょう。

おすすめの靴は? サンダルは?

足元からヒルなどが入り込まないように足首を覆うトレッキングシューズがおすすめです。


Keenのトレッキングシューズは足首をしっかり守り、丈夫でおしゃれなデザインなので一足あると便利です。

》》【KEENターギー2ミッドレビュー】機能的で万能!おすすめの5つの理由

 

また、ボルネオの道路は舗装されていないところも多く、ぬかるみが結構あります。


KEENのサンダルはつま先が覆われているので足先も安心です。

ビーチやアウトドアで多様な使い方ができるので、トレッキングシューズとあわせておすすめですよ♫。

》》【KEENサンダルレディース】11年間も愛用し続ける3つの理由の記事も参考になります。

子連れボルネオ旅行にあると便利なものは?

ボルネオの食事の写真

子連れボルネオ旅行にあると便利なものは、非常食です。

  • 体調が悪くなった
  • 現地の食事を受け付けない
  • 食欲がない

子供なので、何が起こるかわかりません。


実際に子供が体調を崩した時に、尾西食品のアルファ米がものすごく役立ちました。

【子連れ海外旅行】非常食、準備すると役立つもの9選の記事では、海外旅行に持っていくと役立つ非常食をまとめています。

 

ちなみに荷物に関しては6泊7日で、

40Lほどのバックパック

で出かけました。

ボルネオ の路面は舗装がされていなかったり、舗装されていてもガタガタだったりするので、バックパックの方が使い勝手が良かったです。

子供の荷物はスーツケースで運びましたが、持ち運びに苦労しました。

40Lなら、機内持ち込みもできるのでおすすめですよ。

ボルネオ子連れ旅行はツアーにするか?個人手配にするか?

ボルネオ旅行の写真

ボルネオの旅行をツアーにするか、個人手配にするか悩んでいる方もいますよね。

ツアーなら大手旅行会社のものがおすすめです。

大手旅行会社のツアーは、コタキナバルを中心に旅行プランが立てられています。

自由行動にオプショナルツアーを加えれば、子連れでシュノーケルをしたり、テングザルのいるリバーサファリなどが楽しめます。

危険度レベル3の場所であった!

なんてこともありませんので、安心です。

子連れで観光するのであれば、コタキナバルに最低でも3泊する5日間のツアーがおすすめです。

》》ボルネオの5日間ツアーをHISでチェック

 

理由として、

  • 1日目は翌日の観光に備えて休む。
  • 2日目は自由行動やオプショナルツアーを利用して、ホテル近くのビーチで遊ぶ。
  • 3日目は野生動物観察をすれば、ボルネオの大自然を堪能できる

からです。

4日間ツアーは観光が実質1日になります。

》》ボルネオの4日間ツアーをHISでチェック

旅行が移動で終わってしまうのも、ちょっともったいない気もしますね。

6日間以上ボルネオに滞在したい、という方には個人手配がおすすめです。

6日間の日程になるとツアーがありません。

ボルネオ の玄関口・コタキナバルへの直行便は、成田空港から週2便。

マレーシア航空が月・木に運行しています。

 

航空券を購入するなら、エアトリが格安航空券と直行便の指定ができるので探しやすくおすすめです。

》》エアトリで航空券をチェック

 

航空券とホテルをセットで予約するとお得な予算で旅行できますよ。
》》エアトリプラスで海外航空券とホテルを探す

コタキナバルの現地ツアーはベルトラがおすすめ。
》》コタキナバルの現地オプショナルツアーをベルトラでチェック

世界遺産キナバル公園やコーラル島などへの離島ツアー、マリンスポーツ、テングザルに会えるクルーズなどお好みのものが見つかります。

信頼できるツアー会社ですよ。

まとめ

この記事では、【ボルネオ旅行】子連れの個人手配で6泊7日観光してみた感想と注意点、子連れ旅行に必要なグッズもあわせて紹介しました。

野生動物を目の前でみる体験は、一生強烈な思い出として残ります。

ぜひ、子供と一緒にボルネオで楽しい時間を過ごしてくださいね!

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